十二歳の革命 真山仁 当確師シリーズ(2) 最新刊の感想レビュー備忘録。 現役首相を落選させよ 

非常に面白いシリーズです。

最近、ドラマ化されました。主役は香川照之!

とっても面白かった。

で、本作はその2作目

プロローグ・5年前

1章、165日前

2章、158日前

3章、155日前

4章、147日前

5章、133日前

6章、102日前

7章、公示10日前

8章

諏訪を地元にする岳見勇一

父も政治家で、父が事故死したのちに、心を入れ替え?

首相にまで上り詰めました

しかし、中身のない、その場限りで動く馬鹿で

それでも、国内問題なら、ブレーンがいるから大丈夫でしたが

アメリカが、国内では環境がうるさくてできない、ってことを

日本に押し付けようっていう大統領の言葉を

考えナシにふたつ返事でOKだして、大騒ぎになります

岳見には、地元の選挙ライバルに大堀家ってのがあって

こちらも諏訪の名家ですが

祖父、父は、出来物でしたが今の大堀秀一は大馬鹿で

息子もいないので甥を後継にしてましたが

こいつが、女好きで、事件のもみ消しが山ほどあって

ついに、甥を後継にしない、自分も政界引退する

祖母からの遺産を使って、岳見をつぶす対抗馬を立てたい

ってことで、当確師である聖のとこに依頼してきました

聖が、金に困っているタイミングだったので

国民に人気のある現役首相を、対抗馬つかって落選させる

ってこの作戦に、乗り出すことになります

きっかけは12歳の少年・誉の、岳見への公開質問でした

小学6年生が、諏訪の里山を守ってください、ってことでしたが

公の場では、柔らかく接した岳見が、裏で、少年をクソミソに言ったのが暴露されます

聖は、最初、誉の実母・晴美の擁立を考えますが

前に、いろいろあって、政治アレルギーが強い晴美は強硬に反対

まわりまわって、87歳の祖父・建克が立候補します

岳見の先妻の息子が、心を入れ替えて立候補したり

いろいろありまして

なんと、建克が、日課の朝の神社参拝で

突然死したりします

誉は、亡き祖父の手を放さず

廻りの血族も、それぞれ思うところがあり

弔い合戦として

誉の父、建克の息子である建信が立候補します

元キャリアであもあった建信

彼は、岳見の息子が、立候補を取り下げて自分と組むことを許し

まぁ、いろいろやりまして

最終的には、見事、首相を選挙で引きずり下ろします

すべてが終わったあと

聖は、当確師としての実績を守ると同時に

すべてが、建信のあらすじ通りだと、謎解きしてみせます

うふ

ここらは、是非、本編を読んでください

一気読みしちゃいました

いずれ、ドラマ化されるんじゃないかな

おすすめの一冊でした(^^)

当確師 十二歳の革命posted with ヨメレバ真山 仁 中央公論新社 2020年12月22日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle

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