予幻(キリシリーズ)(3) 大沢在昌 推し本。私の感想レビュー備忘録。キリ、かっこよ!今回は預言書?という機密文書争奪戦。

推し本。

推し作家のシリーズです。

本作「予幻」を、書店の平積みでぱら読みして、ナニコレ面白そう!って購入

で、前にシリーズで2冊出てる、ってことだったので

そっちは文庫本で読了。

これ、どんどん面白くなってくる。

新宿鮫も良かったけど、こっちのシリーズも好き!推し!

予幻 [ 大沢在昌 ]

キリシリーズ | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

大沢在昌 | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

予幻(キリシリーズ)(3)ネタバレ注意

一人で対象者を守る、凄腕のボディーガードのキリ

古武術の達人です。

そんな彼が、地上げ屋に拉致られます

いきなり銃を出すから、キリもびっくりですが

反攻したら、狭い車だしちょっと危なかった。

ちょうど、キリに仕事の依頼に来ていた「睦月」が助けてくれました。

睦月は、車椅子の日本のフィクサーです。

2巻目の爆身から、どっぷり関係ができまして

今回も、中国系で亡くなった預言者のような男の残した

「ホワイトペーパー」を持つ

忘れ形見の女性・紅火のボディーガードを依頼されます。

夜は一緒にいられないので、睦月の派遣した

女性ボディーガードの弥生が、紅火と一緒にいるんですが

さくっと紅火が拉致られ、弥生が注射で昏倒した状態で発見されます。

ホワイトペーパーは、紅火が持っていて

紅火の母は、すでに拉致られていて

紅火の確保は、紅火の母・静代とホワイトペーパーの交換のため、って説も

まぁ、すんごい分厚い本でして

ホワイトペーパーの行方=紅火の行方、ってことで

紅火を探す、キリと弥生に

ホワイトペーパーを探す、いろんな国家情報局に

日本国内で、三流のポジではあるけど、情報をいろいろ売って稼ぐ男が殺され

次は、やり手の傭兵が殺され

紅火の恋人が死体で見つかり、って

三人が殺される事態となります。

紅火の叔父叔母が、元ソ連のKGB出身だったり

男装女子と、女装男子で作られている劇団が登場したり

キリに惚れる、地上げ屋の会社の女ボスとか

まだバージンの弥生が、キリに惚れちゃって下着姿で迫ったり

まぁ、とっても面白かったわ!

最終的には、紅火の恋人を殺した男が

紅火から恋人が預かっていたホワイトペーパーを奪取しており

その恋人殺しへの隠蔽のために

二人の男が殺された、ってことがわかり

紅火と紅火の母・静代は無事再会できたし

殺人者は、日本のあの人でした。

女ボスご弥生は、事件のあともキリにご執心で

キリは、本気で転居を考える、ってとこでおしまい

いや~、おもしろかった!

キリシリーズは、週刊アサヒ芸能で連載だったらしいけど

週刊誌が減っている昨今

この雑誌がなくなっても、書きおろしで書いて欲しいな~

オススメですよ~

予幻

posted with ヨメレバ

大沢在昌 徳間書店 2023年12月15日頃

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