ハヤブサ消防団 池井戸潤 感想レビュー備忘録。推理作家が田舎で遭遇する事件。

作家買い。

ミステリー作家が田舎に引っ越したら

連続放火犯に遭遇しちゃった、って話です。

とっても面白いんですが

犯人に新興宗教がからむから、ドラマ化は難しいかな。

ハヤブサ消防団 [ 池井戸 潤 ]

小説すばるに連載されたもの。

1,桜屋敷の住人

2,だんじり祭り

3,消防操法大会始末

4,山の怪

5,気がかりな噂

6,夏の友達

7,推理とアリバイ

8,仏壇店の客

9,没落する系譜

10,オルビスの紋章

11,ある女の運命について

12,偽の枢機卿

最終章、聖地へ続く道

ミステリー作家として、デビュー作が売れた、三馬太郎ですが

次作からの売れ行きが悪い。

そんな時、取材旅行の先が、亡き父の故郷の近くだったので

相続した父の家を見に行ったら、一目ぼれ

太郎は都会を引き払い、田舎の「桜屋敷」と呼ばれる

父の実家へと引っ越します。

両親は離婚してますが、子供の頃には遊びにきた祖父の家であり

亡き父が、亡くなるまでリフォームして住んでいた家なので

さらに使いやすくして、太郎は仕事がはかどります

若者が少ないこともあり、体育会系ではない太郎ですが

消防団に、ほぼ強制加入が義務付けられます。

ただ、田舎に住む以上は、共同作業は覚悟の上で

消防団に入ったことで友人もできる太郎です。

失火か放火か、ちょっと紛らわしい事件が続いていて

村の鼻つまみものだった若者が、滝つぼから死体で発見されたりして

そこへ、美人の立木彩という人がいて

読書のはじめは、人物を覚えるのに精いっぱいでしたが

失火ではなく放火だ、ってわかってきて

村の土地を買い占める太陽光発電の営業マンがあやしい、と推理され

さらに、その会社が、危険な新興宗教会社のフロント会社だとわかり

って感じで、後半になると

さすが池井戸さん!

一気読みでした!

そして、今は亡き、ある女性の生涯が

可哀想だったな・・。

とっても面白かったので、オススメです。

ハヤブサ消防団posted with ヨメレバ池井戸 潤 集英社 2022年09月05日 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle

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