獣眼(キリシリーズ)(1) 大沢在昌 推し本。私の感想レビュー備忘録。神眼を持つ血族。

推し本。

推し作家のシリーズです。

このシリーズの、これ書いてるときに最新刊の

3巻目「予幻」が書店で平積みになっていて

それがとっても面白そうだったので

1巻から読んでみよう、と読んだのがこの「キリシリーズ」です。

とっても面白い!

ということで、既刊ふくめて三冊を

2023年年末から、24年の正月にかけて

一気読みしちゃいました。

推し

獣眼 (徳間文庫) [ 大沢在昌 ]

キリシリーズ | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

大沢在昌 | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

獣目のネタバレ注意

キリってのは個人で仕事を請け負うボディーガードです。

日本の古武術の達人で

普通は、団体で請け負うボディーガード業ですが

一人で請け負います。

そして、長期もダメ

紹介のみ、という

ちょっと珍しい雇用状態で、キリ本人も

デッカイマッチョではないので、大丈夫?とか初見でよく言われます。

が、ガードは完璧です

女子高生・さやか、のガードを頼まれます

期間は1週間。

さやかは、教団の当主の愛人の娘で

当主には、正妻との間や、他の愛人との間に子供がいます。

が、父の「神眼」を継承するのは、さやか、だけって

父の神眼が予言してるらしい。

詳しいことを回りに言うと、預言が揺らぐ、ってことで

当主は何もいいませんが

さやかを大事に愛しているのは、確からしい

そして、当主が暗殺されます

が、その暗殺は、当主の予言の通りで

当主の死により、神眼は、さやかに移動する、はずでした。

ですが、さやかの直観力は変わらないけど

予言するほどの神眼にはならない

では、神眼はどこに?

他の世界にも、神眼が生まれることはあるらしいけど

近辺に生まれるのは、ひとりきり、ってシバリがあり

さらに、双子の片割れに生まれることが多い、とか

まぁ、調べるといろいろありまして

さやかを守るキリは、守りつつも、謎を解いていきます。

そして、当主を殺した殺し屋との駆け引きとか

まぁ、最終的には

神眼は、さやかの母へと移動し

さやかの双子の妹には、獣眼の力がありました。

そして、その獣眼をつぶすために、当主だった父も

さやかの母も動いていた、って

タイトルが獣眼だからね

さやかに神眼が移動する、ってだけの話なら

タイトルは神眼になるはずだからね

ここらは、うまいな~

さやかのママも双子だったり

神眼、獣眼、という、ちょっとファンタジックな話ですが

いろいろ伏線回収はされていて

面白かったですよ。

で、次巻が爆身

獣眼

posted with ヨメレバ

大沢在昌 徳間書店 2015年07月03日頃

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