戒名探偵 高殿円 推し本。私の感想レビュー備忘録。戒名を読み解くことで、推理していく。

推し本。作家買いです。高殿円さんの作品は、外れがないので。

今回は、名門高校の高校生が、戒名を読み解くことでいろいろ推理していく話。

戒名探偵 卒塔婆くん (角川文庫) [ 高殿 円 ]

戒名探偵 目次

戒名探偵、卒塔婆くん

わが青春の麻三斤館

西方十億土の俗物

いまだ冬を見ず

エピローグ

戒名探偵 ネタバレ注意

名門高校に、めったにいない高校からの編入性が入ってきます。

名前は外場薫。眼鏡男子は、編入試験に合格するくらい、勉強ができます。

幼稚園から上がってきた、真ん中編の春馬は、赤坂の寺の次男で

長男の暴虐に黙って耐える、おとなしい子です

で、長男くんとか、周りからの無理難題を

外場くんが解いていきます。さながら、ホームズとワトソン。

春馬の実家の寺が、あたらしく墓地を売りだそうとして

土地を掘り返したら、墓石が見つかった。

縁故を探さないと。1年、墓地にできない、ってことで

龍円兄貴は、扶養されてる春馬を馬車馬扱いするので

墓石を読み解いて、由来を探せ、って

で、外場に頼る春馬です。

戒名の隣に、没年が刻まれてますが、一部欠けているから春馬は追えない

でも外場は、すんなり亡くなった年を読み解き、いろいろから

水害で亡くなった女性で、親族はいまだ存命とわかり

親族は、がっつりお寺に寄進してくれました

善九寺の跡取り娘は、勉強ができて、同じ寺の子ってことで

春馬とは腐れ縁。で、今回の持ち込みは、彼女から。

さて、今回も戒名から、導き出された墓の場所は、朱が飛び出したという

桜の木の下でした。

昔、死体を守るために、朱を満たすってのがあったらしく

その棺桶にしゃべるがぶっこまれると、朱が噴き出す、ってことがあったらしい。

無事に、失われていた墓の位置がわかり、春馬は面目を保ちました

お寺も神社も、経営は色々大変で

さぁ、これからどうするか、ってとこへ、経営コンサルタント、ってのが

アニメとかとのコラボで聖地巡礼で稼ごう、って話が持ち上がります

春馬の兄貴は、女性コンサルが皆に持ちあげられるのが嫌?で

反対側に回りますが、コンテンツとしてすぐれてるのは確か

で、彼女の過去とか調べろ、って春馬に命じまして

春馬は、外場にお願い。

で、まぁ、今回のアイデアが使いまわし、ってのはわかりますが

営業として、そういうのがよくあるし

戒名が欲しい、っていう中国人に戒名を売ったり

得度を瞬間でさせたり、とか、いろいろアイデアがうかぶ外場なのでした

学校の先生から、さる大富豪の戒名をつけてほしい、って依頼された外場

そこにくっついている、春馬

で、こっから先は、ちょっといろいろ難しい。

戦争で、南の島で死んじゃったはずの男が

実は、血縁と入れ替わっていた、という

横溝正史的は話がありまして

パラオとかの南洋での戦争の悲惨さ、とか

で、それを見抜いた外場がつけた戒名が

大富豪の目にとまった、とか

ここらはぜひ、本作を購入して読んでみてください。

戦争の話をよむのは、絶対に必要だと思うので

エピローグでは、新たな依頼があるんで

次作があるのかな、と思いましたが

1冊で終わってるみたいね。面白かったので、推し。

戒名探偵 卒塔婆くん

posted with ヨメレバ

高殿 円 KADOKAWA 2021年07月16日

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