双風神 羽州ぼろ鳶組(9) 今村翔吾 再び京都へ、火事場は大阪!の最新刊 ネタバレ注意

大好きなシリーズの最新刊!

文庫書き下ろしです。

今村翔吾のシリーズは、ほかにも「くらまし屋」がありまして、

こちらも全シリーズを読んでますが、ぼろ鳶組の方が好きだな(^^)

シリーズは早くも9巻となり、今回、再び京都へと出張ります。

前回京都に行った時は、長谷川平蔵さんが亡くなったのね(鬼平の父上ね)

今回も、その時に出てきたメンツとかが再登場します。

http://blog.livedoor.jp/gakepputi50/archives/cat_51776.html

これは、前のブログで1巻から、読んできた分のレビューです

ネタバレありますが、本編の魅力にはかなわないので

ぜひ、本編を読んでくださいね!

★「目次」

序章

1章、赤鼬

2章、水の都

3章、天理人欲

4章、秘策

5章、大阪讃歌

6章、赤舵星十郎

終章

★★

序章の舞台は京都です。

江戸の松永源吾もかっこいいですが

京都は淀藩の野上弾馬もかっこいい!

火事の中から、大事な家族を救い出してくれるのって、

ほんとヒーローですよね!

そして、一章で舞台は江戸へ戻ります。

星十郎の風を読んだり、天文を読んだりする術は

土御門っていう、暦の大家との闘いの中で磨かれてきていて

星十郎の大事な人も、土御門に謀殺されたりしてます・・。

そして、大阪から、源吾や星十郎が必要だ、って手紙が届きました。

大商人の大丸が、自分の店のある大阪に、火消しの技を伝えてほしいって

船に乗せてくれることになったのね。

大阪には、京都の弾馬も呼ばれてました。

それくらい、大変な火付けなんです。

赤鼬

火事場で炎が旋風になっちゃう現象です。

これを、人為的に起こす奴がいる

その技は、風読みじゃないとできないから

土御門が絡んでいるらしい!

赤鼬を止めるのは、火付け場所を同時に消さないといけない

そんなの、理屈は通っても、現場では無理

で、大阪は火消しの結束が今一つだし

大阪と京都を馬で行き来しながら、現場の力を盛り上げていくことに。

で、源吾がみなを一喝して

人を動かし、なんとかするわけです(^^)

ここらはもう、一気読みです

面白くて!

今回は、大阪の火事は一応落着しますが

江戸の一ツ橋も、京都の土御門も

暗躍はつづくようですので

次巻も読みます!

この小説、ドラマ化されたら面白いだろうな~って思いますが

火事が舞台だからな~

アニメ化ならできるかな?

鬼平のアニメ化みたいに・・

見てみたいな~(^^)

とってもおすすめです。

双風神 羽州ぼろ鳶組posted with ヨメレバ今村翔吾 祥伝社 2019年07月12日 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle

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