金春屋ゴメス 因果の刀 西條奈加 推し本の感想レビュー備忘録。江戸大火。

日本ファンタジーノベル大賞を、金春屋ゴメスで受賞。

それ以来の推し作家さんの作品です。

金春屋ゴメスシリーズとしては3冊め。

二冊めの、阿片事件の黒幕、って思われた政治家が登場する本作

面白かった~。

ネタバレ注意。

金春屋ゴメス 因果の刀 (新潮文庫nex(ネックス)) [ 西條 奈加 ]

西條奈加 | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

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本作は、江戸国、という鎖国中の現代世界のお話で

だから、ファンタジーなんですが

奉行とか出島とか、いろいろ江戸時代なので

カテゴ的には、時代劇、にしてます。

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ゴメスというのは、巨漢の女性で

この人がもんのすごいチートです。ハイスペック。

ですが、気性も荒いし、力もすごくて「鬼」呼ばわりされてます。

ここを飲み込んじゃえば、サクッとこの世界に入れます。

☆

江戸国は、日本国から独立した鎖国の地域であり

江戸城には将軍様がいるし、いろいろは江戸設定を借りてまして

日本国からの移住には、けっこうむずかしい枷があります。

それを乗り越えて移住するか、江戸国で出生するか、が住人です。

そして、前作の阿片が江戸国から流れて大騒ぎ、事件を受けて

日本国から査察が入る、ってのが本作。

前の話を知らなくても、ちゃんとついてこれますが

(私も前作を読んでますが、ほとんど忘れてる)

この査察の中に、日本での大御所議員の印西ってのがいる。

江戸の建国にも助力しながら、自分が将軍になれない、ってことで

日本に戻ったという、権勢欲と名誉欲の塊みたいな爺様で

この人には、天才と呼ばれる美女の娘・ネオってのがいる。

で、この天才美女は、やっぱり天才のゴメスと出会って

自分が非才であると打ちのめされた過去があるらしい。

☆

今回は、阿片を流出させて不届きなので

江戸を解体すべきってことなんですが

まぁ、そうはならない。

お互いわかっていての茶番劇なんですが

実は、江戸国の地下に、かなりのレアメタルが埋まっているらしく

これを日本国がゲットすることで、世界的な日本の地位を上げよう、って話が

あるらしい。

☆

地面に埋まっているから、人をどかし、江戸を解体し、なんてことが

許されるはずはないんだけど、印西議員が殺されて、その殺人容疑がゴメスにかかり

ゴメスが隔離された、ってことから、印西の影に隠れていた黒幕が動き出します。

☆

人を動かすなら、大火にして焼き払えばいい、という明暦の大火、みたいな発想が実行され、ゴメスの予感で予防されますが

やはり完全に防ぐことはできず、江戸は焼け野原

ただし、人命は避難できるなか

印西を殺した真犯人にして、ほんとうの黒幕がゴメスと対決

ゴメスの勝利で、本作終了です。

一応、真犯人は伏せてありますが

途中で読んでてわかります(^^)が、分かった後も

がっつり読み切らせる筆力はさすがですね~。

とっても面白かったので、是非。

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金春屋ゴメス 因果の刀posted with ヨメレバ西條 奈加 新潮社 2023年07月28日 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle

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