旗指足軽仁義 三河雑兵心得(2) 井原忠政 ネタバレ注意。姉川合戦(対浅井&朝倉)&本田平八郎配下で侍になる。

書評が良くて、読んでみたら面白かった。

既刊がかなり出ているので、当分楽しめそうです。

本作はシリーズの2巻。

トッカン頭領の本田平八郎の配下になって

走り回る茂兵衛です。

序章、遠州曳馬城攻め

1,掛川城を抜く

2,城将狙撃

3,姉川前夜

4,姉川の夏

終章、北方の虎に備える

とろい弟を庇ってやり返したら

相手が死んじゃったので、村をでて、侍の下男になった茂兵衛。

身体がデカイし、教えてくれた人もいて、槍で手柄をたてたので

家康直属の、本田平八郎に仕えることになりました。

ってのが2巻からの話。

なんとか三河は統一できたけど

家康の周りは、不安定なままです。

今やってる城攻めは

曳馬の城

未亡人が守っていて、未亡人は武田の救援を信じて籠城。

配下の士気が高いので、家康軍は苦戦です。

この時期、家康の敵はひたすらに信玄です。

織田とは同盟

今川は、草刈り場。

残るは信玄の信濃のみ

この時の家康の軍備は三備。

酒井忠次の東三河衆。どっちかというと新参。

石川家成の西三河衆。昔からの家康配下。

三つ目の旗本先手組、が家康がつくった、家康子飼いで、直臣で、職業軍人。

本田平八郎は、もちろんここ。

曳馬城は、最後には落城させて、未亡人は斬り死にました。

見事です、未亡人!

女性がトップだったので、侍女たちもなぎなた持って頑張っていて

茂兵衛は、その中の美女・綾女を助けます。

そして、死ぬ気の彼女に銭を与えて、生きて供養するのも忠義って忠告。

彼女は密かに去っていきました。

次の家康の相手は掛川城です。

朝比奈という城主の城ですが、ここに、信玄に追い出された今川の氏真が逃げ込んで

朝比奈は、何の得もないのに、この落ちぶれた今川当主を守って籠城です。

今川で人質だった家康は、今川に知人が多いし、円満に開城を提案しますが

拒否されて、結果的には合戦です。

ですが、朝比奈はなかなかの武将で、助けのいない籠城なのに

士気が落ちない。

茂兵衛は、本田平八郎にくっついて、けっこう大将をやっつけてますが

首を取る事がなくて、結果的に褒賞がもらえない。

配下の辰蔵に叱られますが、実は、茂兵衛は、首をかっきるのが好きじゃないのね・・。

で、そんな時に、同輩として騎馬武者が来ます。

これが、かつて茂兵衛が首かっきった武将の息子・横山左馬之助。

父親の仇と狙われるのか?でも今は同輩でお仲間だし?と

始めは考えた茂兵衛ですが、考えるの面倒で放置です。

掛川城攻略に、茂兵衛は、弟の丑松の遠見の術を使います。

城の中を見ると、籠城で疲れる配下を、トップの朝比奈が声かけてました。

それも、毎日同じ回り方。

茂兵衛は、昔の恩人で遠距離射撃の上手な大久保を推挙し

大久保は見事に、朝比奈を狙撃します。

しかし、そのほぼ同時に

茂兵衛が射撃され、ひん死となります。

できない外科医に診療されたら

金だけとられて悪化

丑松が平八郎に泣きつき、朝比奈攻略の功名第一を死なせるわけにはいなかい、って

当時としては外科医トップクラスの千重をつれてきてくれました。

切開して弾を取り、紫紺薬で炎症、殺菌、止血効果を待ち

あとは寝るだけ。

膿ができるまで、縫合はなし。

すごい・・。

そして、出した弾から、短銃からのものとわかります。

つまり、味方の陣から撃たれてる

平八郎に、養生を許された茂兵衛と、介護の辰蔵と丑松ですが

茂兵衛はまだ、遠距離移動は難しくて、動けなくなります。

辰蔵が、年寄夫婦の納屋をかりてくれたり

いろいろお役立ちでしたが、最終的には前に助けた侍女・綾女の姉の家に

お世話になって、復活します。

辰蔵は、茂兵衛に出世して欲しい。

だが茂兵衛は、首狩りをちゃんとしなかったり、出世欲が薄い

その為には女房をもらってもらって、出世欲を刺激したい、んですね。

辰蔵の考え方は、面白い

掛川は、朝比奈の負傷で和議を選び

家康は、今川宗家と朝比奈が落ちのびるの許しました。

で、この戦いののち家康は4備になります。

西三河、東三河、遠江州、そして旗本先手組ね

信長は孤独で、だからこそ、

二人の弟分を信じてました。

家康と、お市の夫の浅井長政。

その長政が、朝倉と組んで攻めてきます。

家康は招集され、姉川合戦が始まります。

今川は今はなく、北条や上杉は遠い。

信玄は怖いから、信長しか同盟者がいない家康です。

ですが平八郎は、信長が家康を手下扱いする、って嫌ってますね。

そして姉川合戦

川の水量はそこそこだけど、小石にはコケがあってすべる。

はるばる合戦場まできた兵はつかれてる

そんな中で、平八郎は走り回りますね~

そんな中で、かねて茂兵衛を狙っていた左馬之助が

ついに本性発揮して、戦乱のどさくさで茂兵衛を殺そうとします。

ちゃんとした武士だった左馬之助の父が

雑兵だった茂兵衛に殺されて、それをたびたび揶揄されて

許せなかったんだって。

なら、千石とりの武将に首とられたんなら、悔しくないな、って

平八郎が間にたってくれて

10年で千石取りになったら、復讐しない、って誓いが交わされました。

ってことで、茂兵衛は、綾女に振られましたが

出世しないと左馬之助に殺されるので

必死に出世することになりそうです(^^)

文庫本1冊の中で、けっこう進展があるのでとっても面白い!

おすすめ。

三河雑兵心得(2) 旗指足軽仁義posted with ヨメレバ井原忠政 双葉社 2020年04月16日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle

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