推しの時代的シリーズ
畠中恵さんは、しゃばけ、とかが有名ですが、他にもいろいろ書いてます
推し作家なので、いろいろ読んで、このブログにも
備忘録としてネタバレ注意で書いてますので、参考になるとうれしい(^^)
ネタバレ注意
推しの時代小説レビュー | 推し本探ブロ (veteranmama.com)
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1,こたえなし
2,吉五郎の縁談
3,八丁堀の引っ越し
4,名指し
5,えんむすび
6,いわいごと
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江戸は100万人都市で
でも治安は、与力と同心が担っていて
人口規模には少ない役人数なんですが
実は、町役人的な、町名主、というのがいて
まんなことの主人公である麻之介も
そんな高橋家の跡取りです。
同じく、町名主の清十郎
同心の婿養子になった吉五郎、の三人が幼馴染なわけです
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町名主には、いろいろ相談事が持ち込まれていて
時に殴り合いにもなるので
麻之介も清十郎も、けっこう強い
同心見習いの吉五郎も。武士であるから当然強い
という、とっても魅力的な若者たちですが
清十郎は、浮名を流したあげくに、祝言をあげ
麻之介は、結婚相手が、出産時に母子ともになくなりやもめで
吉五郎は、婿養子のはずが、娘と結婚はしなくてもよい養子となりと
既刊でいろいろありました
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さて1,こたえなし
麻之介に持ち込まれた、富くじがあたった男3人のお話
みんなで旅行に出よう、と、当たる前は約束してたけど
各自5両、という金を得て、意見が割れて、麻之介が調停します
この配剤は、とっても凄くて、納得できて、名作
是非、本編で
☆
2,は
吉五郎の荷物から、血まみれの刃物が転がりでて
結果、吉五郎の縁談は流れます。
犯人は、小者をうらやんだ中間。
ここらは、時代小説ならではの、人間模様
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3,は
吉五郎の縁談が流れた事件の裏に、いろいろあって
与力の家が、お役御免となり
なんと、同心から与力への異例の出世となります
で、その引っ越しの途中で泥棒騒ぎ
探していたのは、風呂敷でした
左遷された与力は、左遷後の金蔓のために、ある商人をハメてまして
その商人を知っていた、親代わりが、いろいろ感じていて
根回ししてたのね
この話も、けっこうな推理モノ。
役所の判断は覆らず、ハメられた商人は元には戻りませんでしたが
いろいろ配慮されたみたいです
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4,名指しされたのは麻之介でした
町名主って、そこそこ実入りのよい仕事なんですが
仕事のできない者を頭にする町は不満なので
お返ししたい、って4つの町の、借りの町名主に
麻之介が駆り出され、なかなか決まらないので、麻之介が動きます
で、近場の町名主に押し付けようとしたのに
結果的には、麻之介の町に加えられて、仕事が増えちゃうのね
で、早く嫁を貰え、ってことに
☆
5,は
麻之介への縁談話が、なんと3つも来ちゃって
一つは小町娘
彼女は、武家になんて嫁に行きたくない、大店に嫁いで気ままに暮らしたい
ので、麻之介への縁談、って形で武家をフリたい。
もう一人は、親父が小町娘に勝手にライバル心おこしての縁談申し入れ
最後の一人も恋仲がいたんだって
麻之介は、いいように隠れ蓑だったり、当て馬だったりされたのね
で、麻之介の父上が、怒り狂って、それを見た町年寄が
麻之介の嫁に、お和歌を、って
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お和歌は、名指し、話の時に
麻之介の手助けをした、他の町名主の娘なので、
仕事は慣れてるし、麻之介とは顔合わせも済んでるの
って、ことで、無事に落着です
麻之介がちょっと気にしていたお雪さんは
頭を打って、部分健忘症で、麻之介を覚えてなかったし
まぁ、いろいろすれ違ってましたね
って感じで、本作で、無事に麻之介は再婚できうわけです。
2020年12月号で、本作が終わっていて
その後の連載はないみたいだから
完結かな?
面白かったので、おすすめです(^^)
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いわいごとposted with ヨメレバ畠中 恵 文藝春秋 2021年02月25日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle
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