花菱夫妻の退魔帖(7) 白川紺子 推し本。私の感想レビュー備忘録。鈴子の浅草時代の殺人の真相は解明。次は、淡路の君の祓い方。

推し本。大好きなシリーズです。

いろいろ進んでいます。

今は、淡路の君の祓い方を探す旅

花菱夫妻の退魔帖 七 (光文社文庫) [ 白川紺子 ]

花菱夫妻の退魔帖 七

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白川紺子 光文社 2026年09月09日

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花菱夫妻の退魔帖(7) 目次

木枯らし

美しい骨

恋重荷

番外編、海神の鏡

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花菱夫妻の退魔帖(7) ネタバレ注意

鈴子は、侯爵家の末娘だけど、生母が女中だったので、幼少期は貧民街で育ちました

昔から幽霊が見えたけど、貧民街の養父たちは、それを飯のタネにせず

かわいがってくれてました。

でも、ある日三人の養父たち家族が惨殺され、幽霊になって鈴子に

戻ってくるな、って警告して消えます。

彼らを殺した犯人を捜していた鈴子。

ちょうど、神職華族の花菱男爵家からの婚姻申し出がありました

こちらは、淡路の君、という幽霊が当主にはりつく家系で

鈴子が幽霊が見られる、ってことと

淡路の君のお眼鏡にかなった、ってことから

当主の男爵。孝冬と結婚します。

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この男爵には兄がいたんですが、亡くなっているし

男爵の両親夫婦も事故で死んでるし

孝冬自身も、亡き母が爺様に致されて生まれたという因縁の子で

まぁ、ドロドロなんですが

孝冬自身はいい男(性格がまっとうで顔が善くて、ビジネスマンとして優秀)で

鈴子のことも大事にしてくれるので、鈴子との夫婦仲は円満

ただ、鈴子の仇を探すことは、孝冬も協力的でしたが

仇の一人、が孝冬の兄でした

兄は、人殺しにためらったんですが、そこへ、本物の悪党が割ってはいって

鈴子の家族だった貧民街の三人殺してましたね

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殺しの理由が、鈴子が彼らに搾取されている、っていう誤解からだとわかり

鈴子は、自分が殺人のタネになったと落ち込みます。

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孝冬も、兄のことや家族のことで落ち込んだ時(既刊に色々書いてます)

鈴子が傍にいてくれて、本当に助かった、って思っているので

今は、全力で鈴子を助けようとしてますね。

この夫婦仲の良さが、このシリーズの魅力の

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で、いろいろお祓いの話が持ち込まれます

今回の木枯らし、は

血まみれの老婆が現れる、ってことでお祓い依頼が来まして

で、いろいろ調べて、老婆殺してブツを奪った強盗殺人があり

その犯人だった叔父が亡くなって、その家を相続した甥の前に

幽霊がでる、ってことでした。

叔父が埋めた強奪品が相続した家の床下にあって

それで、老婆が出てきたらしい

で、淡路の君は、どろどろした幽霊が大好きなので

ぱくっと老婆の幽霊を喰い、今後老婆の幽霊はでてこないだろう、って

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淡路の君のために、毎朝お香をたかないといけないし

どろどろ幽霊を淡路の君が喰わないと、身内に男爵家の身内に触りがあるし

いろいろ難しい花菱家です

で、鈴子は、孝冬旦那に、私たちで淡路の君をお祓いしましょう、って言い切っていて

妻に守られて、孝冬も、それを目指してます

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2つ目のお話は

古九谷を見るために現れた男性の幽霊の話

まぁ、贋作をつかまされたんで

その品の前の持ち主を探し、といろいろゆえんがわかって

まぁ、割ったらいいよ、ってなったら

奥様が、嫌だ、って

男爵と、その家の主だけでは、奥様の気持ちがわからなかったけど

男爵が鈴子を連れてきて、幽霊の後ろ姿が、その家の主に似てて

この幽霊をぶちのめすかのように、古九谷を割るのは

奥様にはしのびなかったっていう

まぁ、奥様からの旦那様への想いですね。

いいお話

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恋重荷、はえっらそうな穂積が

嫁いだ妹が心配だ、って言ってきて

妹の屋敷に、老いた男の幽霊が、朝にやってくる、って

元、花やの男で、妹(穂積の部下の帯刀の妻)も面識があった

で、体を壊して亡くなって、まぁ、それだけだったんだけど

妹に想いを残しているのか、来る。

亡くなった男を、男爵夫妻でたどり、彼が帯刀の若妻に惚れてた、ってわかり

だからって、何があったんでもないんですが

翌朝、ふとんの中で亡くなっていた、っていう急死だったけど

前日、殴られたか喧嘩したらしい、ってこともわかり

誰が殴ったか、ってことで

まぁ、男爵夫妻で上手に聞き込みすると

彼の後がまにおさまった花売りが、怪しい、って

で、それをたどっていたら、帯刀の妻が失踪

誘拐?なにごと?と鈴子と孝冬が手分けして、帯刀の家の者も総出で探したら

老いた男の幽霊が、鈴子を導き、そこに、むしろにまかれて失神した帯刀の妻が

後釜になった男が、喧嘩で老いた男を殴り、でも、当人は自分が殺したとは思わず

後釜になって、いい家の売り場をもらっても、品性がないから贔屓をきられ

帯刀の妻のとこでも、邪険にされ、衝動的に殴って、まるめて、という

本当に行き当たりばったりの男

老いた男の幽霊は、それから出現しなくなりました。

で、穂積は、今回男爵夫妻に恩ができた、ってことで

報いるために、淡路の君のことを、ちょっと調べて教えてくれるようです

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番外編の海神の鏡

これは、軍人さんに惚れた平民娘の話

孝冬が、鈴子がまだ元気がないころに

気分転換のために小旅行に誘います

知人の別荘に遊びいって、鈴子の気持ちもほぐれますが

その別荘の女中が、ちょっと落ち着かない子で

軍人さんと恋仲になったみたいだけど

相手は現れないし、まぁ、よくある捨てられた状態みたいで

身内である、別荘の執事のとこに預けられたみたい

で、彼女が、不思議な鏡の光に導かれてるみたいで

はじめは、恋人が彼女を逢瀬に連れ出してたのか?と思う男爵夫妻でしたが

連れ出していたのがあやかしで

どうも、何度となく娘を連れだして、殺していたようで

淡海の君が、さくっと食っちゃいます

って話でした。

7巻も、面白かった

淡路の君がちゃんと成仏してくれたら、このシリーズも完結かな?

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