推し本。大好きなシリーズです。
キムタクでドラマ化って時には、びっくりしましたが
放映されたらバッチリで、本当に驚きました。
特番なども放映されてますが、本作は、警察学校の教官になる前
現場で刑事をしていて、新人教育をマンツーマンでしていた頃の
短編集です。
とっても面白かったので、おすすめ(^^)
ネタバレ注意
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前のブログに、既刊全部のネタバレしてたので
飛べるようにしときます。興味のある方は是非(^^)
ベテランママは小説、エッセイ、ビジネス本大好き。 : 教場 を含む記事 (livedoor.jp)
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1,硝薬の裁き
2,妄信の果て
3,橋上の残影
4,孤独の胞衣
5,闇中の白霧
6,仏罰の報い
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最初に事件の描写があって
それを、刑事たちが解いていく、コロンボ型の推理小説です。
それぞれに理由があって事件を起こしている場合が多いので
加害者に思い入れしちゃうと、捕まってちょっと悲しい・・。
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1は、妻をひき逃げされた夫の復讐の話。
ひき逃げ男がガンマニアなので、偽造拳銃で殺害しますが
妻の連れ子の、かわいがっている娘がアレルギーで
その反応からバレちゃう話。
2は、大学生が先生を殺しちゃう話。
立派な先生だったのに・・。
これは、大学生に同情の余地がないな
3は、自殺した恋人を想っての復讐の話。
線路の陸橋から落ちておいたバックが決め手。すごい。
4は、自分勝手な男に、大事な子供を奪われそうになった学生が
衝動的に犯す殺人。
子供の体に残るやけどが、すごかった・・。
5は、ヤバイ品を共同でネット売買していた男と女。
男が廃業したい、っていったら女が嫌がり
女を口封じするんですが、女の方も男を殺そうとしてました。
ウィルソンのキリバコ、って初めて知った。
6は、娘がDVされてる盲目の父親が、盲目である、ってことを利用して
義理の息子を殺害する話。
アイスピックという凶器が、風間を襲った犯人と共通で
犯人は違うけど、この事件をきっかけに(無事解決しました)
風間は警察学校へと転任する、って流れになってます。
非常に面白かったので、本編を是非読んでみてくださいませ。
教場X 刑事指導官・風間公親posted with ヨメレバ長岡 弘樹 小学館 2021年08月27日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle
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