時効の果て(警視庁追跡捜査係)(10)堂場瞬一 推し本の感想レビュー備忘録。時効の後に記事を売り込む。

推し本。

夫が好きな作家さんで、本棚に文庫が沢山あったんですが、スルーしてました。

暇だったので、1冊借りたら、面白くてハマりました。

これはシリーズの10冊目なので、いずれは1冊目から読む予定。

ネタバレ注意

時効の果て 警視庁追跡捜査係 (ハルキ文庫) [ 堂場瞬一 ]

堂場瞬一 | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

推しの推理小説レビュー | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

1,時効

2,別件

3,悪党

追跡捜査係、ってのが知らなかったので面白かった。

迷宮入りとか、時効がすぎた事件を、拾い上げる部署。

ここに、頭脳派の西川と

脳キン派の沖田がいて、それぞれが凍った事件を掘り出していきます。

本作は、さらにラストラインシリーずの岩倉ってのが参加してまして

この人は、異様な記憶力がある人、らしい。

で、西川と岩倉の頭脳派が、今回のメイン。

沖田さんは、他の事件に関わってます。

今は殺人は時効がないけど、ちょっと前のは時効があって

それも女性のバラバラ殺人事件だったから

時効になった時には、担当刑事たちが嘆きました。

捕まえられなかった!って。

で、その時効がすぎた事件が、ある週刊誌にすっぱ抜かれます。

どうみても、事件の当事者しかしらないネタが公表された。

警察が犯人を取り逃がし(時効成立)なのに、犯人が自分のやったことを

週刊誌に売った、ってことで

密かに警察が動きます。

逮捕はできないけど、事件の解明は押さえるべきだ、ってことね。

で、ネタ元を黙っている週刊誌ですが、編集さんをちょっといじって

記事を持ち込んだ男を見つけ出し、じんわり外堀うめていたら

この男が、拉致られます。

ヤバイってことで、おっかけたら、拉致車が点灯して

拉致した犯人は死亡、で、この拉致した男を、時効成立男は知っているらしい

って感じで、周りを調べていくと

ある2億円強奪事件につながるの

こっちの強奪事件は、一人がつかまって服役

もう一人の名前は言わず、服役終えてから、シンガポールへ、って

シンガポールに調べに行くのは予算がないんだけど

ちょうど、元部下たちが新婚旅行でシンガポールに行っていて、という

うん、とっても展開が早くて面白かったですよ。

最終的には、殺されたバラバラ死体は、大事な姉様だったから

それを犯人に詰め寄って、交通事故おこして、ってことらしい

殺人の時効は成立したけど、事件は公になったから

殺人事件ネタで本書いて印税もらって豪遊、って話は立ち消えましたね

面白かったので、是非。

時効の果て 警視庁追跡捜査係posted with ヨメレバ堂場瞬一 角川春樹事務所 2021年01月15日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle

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