三河雑兵心得(3) 旗指足軽仁義 井原忠政 推し本の感想レビュー備忘録。信玄来た!三方ヶ原の戦い!善四郎様登場。

推し本。面白い!

読み始めたら、やめられないシリーズです。

信長とかが主人公の本はよくあるけど

家康のことを、こんなに細かく読んだのは初めてです。

足軽の茂兵衛、頑張ってます!!

ネタバレ注意

三河雑兵心得(3) 足軽小頭仁義 (双葉文庫) [ 井原忠政 ]

三河雑兵心得(井原忠政) | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

推しの時代小説レビュー | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

☆

序章、足軽小頭 植田茂兵衛

1,遠州一言坂の鬼

2,二俣城は渇く

3,三方ヶ原の血飛沫

4,犀が崖に一矢を報いる

終章、騎乗の身分

☆

姉川の合戦で凱旋して、浜松城に戻った家康です。

茂兵衛は、足軽から徒侍へと出世します。

役目は、足軽小頭。

盟友の木戸辰蔵、弟の植田丑松、以下十名が配下。

侍になったので、足軽長屋ではなく、家が与えられます。

足軽が30万円

それが、250万円にアップ。ただし、色々自前ね。

☆

配下に、忠吉ってのがいて、こいつが手癖が悪い。

敵からの略奪はOKだけど、味方から盗ったら泥棒なのね。

で、浅羽から短刀を盗んだ。

茂兵衛がふられた、綾女の旦那様です。

謝りに行ったら、格上だけど感じよくて、許してくれました。

これ、伏線になります。

☆

北条が代替わりして、新しい人は武田と同盟だから

家康が狙われます。

で、とっかん大将の平八郎はやる気満々

彼の側室の乙女は、奥向きを取り仕切っているそうな。

本作では登場しませんが、いずれ出てくるのかな?

☆

さあ、戦です。

戦場では、勝利運のある兵にくっついて走るのが常道で

茂兵衛も、うしろに沢山いますね。

でも、配下もコバンザメも、死んでいくのが戦場です。

首は討ち捨て、だそうです。

茂兵衛は、首をかっきるのが好きではないので

打ち捨ての方が好きなのね。

でも、しっかり仕事はします。

敵の大軍に、20名ほどの槍衾を敷いては下がり

敷いては下がりして、しっかりしんがりを勤めてます。

見事。

☆

無事に生還した茂兵衛は、平八郎に呼ばれまして

恩人で、松平の縁戚の御曹司・善四郎の初陣を支えよ、って命令されます。

いい子みたいだけど、戦場ではお荷物ね。

☆

二俣城での籠城戦です。

善四郎は体がきゃしゃなので(まだ若いしね)

弓が得意なんだって。

そして籠城のやぐらから、敵を討ちまして、殊勲ですね。

☆

ところで、信玄は、三河や遠江を占領することをすでに考えているので

これから領地になる場所に、温情を大盤振る舞いです。

だから二俣城も、無理押ししない。

ですが、さすが戦上手の勝頼が、二俣城の水源である、川からの引き込み櫓を

ぶち壊していきました。

そして、ほぼ同時に、武田の赤揃いという必殺部隊が、見えてきます。

水がなくて、二俣城は降伏開城しました。

そのちょっと前に、盗み癖のある忠吉が、水を盗み飲みして

懲罰として処刑されます。

その処刑実行者が善四郎でした。

初陣で、最初の殺人ですね。弓での殺傷と違う手ごたえ・・。

上手にできないので、茂兵衛が落としてやりました・・。

☆

信玄にはかなわないってわかってる。

そして信玄は、家康のいる浜松城を無視しました。

ここで追いかけないと、地侍たちが、みんな信玄になびいちゃうので

絶望的でも家康は討ってでます。

大変だったんだね・・。

☆

でも、それは信玄の作戦で

家康が城から出てきたら、本隊が待ち構えていて

家康は配下と離れて、潜伏するしかない。

善四郎と、あとちょびっとの配下と合流しますが、逃げるに徹するしかない。

その逃亡戦の中で

配下の大男の寅八がひん死となります。

ですが、茂兵衛は置いて行かない。それが隊というものだ、って。

善四郎は、じっとそんな茂兵衛を見てます・・。

☆

茂兵衛の背中で寅八は死にます。

そして、茂兵衛たちは日下部一行と合流します。

日下部は身分が高く、茂兵衛の隊長である一門の善四郎と顔なじみでした。

さらに、日下部の後ろには家康本人が。

☆

別れて逃げ道を探した茂兵衛は、夏目と大久保と再会します。

植田の苗字をくれた恩人たちですね。

夏目は家康の兜をかぶって、身代わりで突っ込むつもりです。

夏目一党もそれに従いますが

茂兵衛は、もう違うから、って夏目が。

辰蔵と善四郎が茂兵衛を止めて、茂兵衛は家康の方を追います。

ここのシーンは、泣けました・・。

是非、購入して読んでくださいませね~。

☆

家康はなんとか浜松城に生還し、茂兵衛たちも戻れましたが

平八郎は、夜討ちしないと、おさまらない、って

こっそり出張ります。茂兵衛もおともですね。

武田軍に鉄砲撃ち込みだけ撃ち込んで、撤退です。

ですが茂兵衛は、夏目達のなきがらを見定めたくて

元戦場へと戻ります。

そこで、首のない夏目様と大久保様の亡きがらを見つけて

戦場だから埋めることはできなくて

それでも、松の枝やすすきを厚くかけて、埋葬のかわりにしました。

形見も確保し、なんまんだぶ、も唱えられたしね。

で、帰ろうとしたら

浅羽さまが兜首と組みあっていて

ほっとこうかと思いましたが

浅羽さまなので、茂兵衛が割ってはいり

敵を討ち果たして、首を獲ります。

☆

信玄側の侵攻が迷いぎみで

信玄の体調不良説が、茂兵衛たちまでも伝わってきます。

☆

家康は、負け戦で配下が減ったので

若手登用を急ぎます。

家康は茂兵衛を、馬廻衆に抜擢したかったが

元百姓を、名門揃いの馬廻に入れるのに反対する者がいて

家康は、茂兵衛を断念します。

その代わり、善四郎が17歳で足軽大将になります。

寄騎として茂兵衛をつける、ってことでね。

年収250万円から750万円になりましたが

馬の餌とかも必要になるのね。

辰蔵も足軽小頭に出世です。

丑松は、平八郎のとこに異動ですね。

☆

浅羽さまは傷が元で亡くなったようで

綾女が喪服(白い着物)を着て挨拶にきました。

亡くなる前に、首は茂兵衛がとった、って書き残す、って頑張ったようです。

いい人だね。

で、茂兵衛は、綾女を抱きしめずにおきました。

って感じで3巻終了。

これ、面白いな~

是非、読んでみて(^^)

三河雑兵心得(3) 足軽小頭仁義posted with ヨメレバ井原忠政 双葉社 2020年06月11日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle

☆

★

☆

☆

この記事が、読みたい本を見つけるヒントになったよ~、とポチして下さるとうれしいです 。

にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ

にほんブログ村

このブログは、読了した本のプロモーションを含んでおります。