長島忠義(北近江合戦心得)(2) 井原忠政 推し本の感想レビュー備忘録。越前騒乱。

推し本。

推し作家の本ですが、最初は迷いました。

徳川家の「三河雑兵心得」なら、徳川家のいろいろの下知識があるけど

浅井長政ゆかりの武士は、よくわかんない、って

でも、1巻を読んだら面白かったので、これも読みました。

このまま、継続して読む予定です(^^)

ネタバレ注意

長島忠義 北近江合戦心得(〈二〉) [ 井原 忠政 ]

北近江合戦心得(井原忠政) | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

井原忠政 | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

序章、岐阜城の月・・臥薪嘗胆

1,浅井旧臣百景

2,越前騒乱・・富田の一カ月天下

3,根切り戦・・燃える輪中

終章、前門の秀吉、後門の於弦

浅井長政に仕え、旧家の出身で、殿の覚えもめでたかった与一郎は

殿から、長男を預かり、ひそかに落ち延びます。

ですが、実家の織田家に戻ったお市さまから

兄が起請文をかいて、息子の助命をしてくれた、って手紙がきて

それを見た若殿が、母上(お市)に会いたい、と言い張るので

連れていきました。

しかし、昔の僚友に若殿を預けると、そいつはサクッと若殿の首をきり

さらし首にしたので

警護の兵を殺して首を取り返し、灰だけでも、とお市の元へと届けます

その後、浅井が滅びたあと、秀吉は急に偉くなったので

家臣を揃える必要があり、お市を庇護する、って形の中

浅井家の旧臣を多く召し抱えます。

ただ、与一郎は武名があり、さらに若殿の首を獲り返したのが有名なので

他の旧臣にように、すんなり秀吉配下で武士扱いできない

なので、現在弓を持ち、元山賊の弁造を配下に足軽やってます

浅井の家臣と織田から派遣された大将

いろいろが入り混じる越前では、民の不満から一揆が始まり

越前騒乱となります

足軽として、秀吉の内偵調査に派遣されてた与一郎は

そこで左門という、ちょっと使える男と知り合い

彼は与一郎を、ちゃんとした武士と見抜いて、配下に立候補します

かくして与一郎は

足軽のママで、おなじく足軽・弁造。足軽・左門の二人の配下持ちとなります

一揆ってことから、門徒との戦いが熾烈となり

信長は、門徒の虐殺をためらわないし

比叡山も焼き討ちするし

与一郎は、いずれ地獄行だな、って

そして、長島へと秀吉からの派遣命令が

10人、大将首をとったら、武士にしてやる、って約束ですが

海戦は難しく

村上水軍とかも出張ってきて、8人しか獲れませんでした。

ということで、また当分足軽生活です。

って感じで2巻読了。

面白かった。

秀吉サイドからの戦国時代はあまり知らないので、目新しいです。

長島忠義 北近江合戦心得(〈二〉)

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井原 忠政 小学館 2023年07月06日

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