炎上 吉原裏同心(8) 佐伯泰英 ネタバレ注意 猿を連れた殺人集団が吉原に放火

コロナ騒ぎの中

家の断捨離を勧めて

好きで残していたこの「裏同心」シリーズも売却を決意

ってことで、ブログに備忘録として書いてます

アクセス数はほとんどないんですけどね(><)

1章、人食い猿

2章、染井観菊

3章、暗殺の夜

4章、裏見世の悲劇

5章、吉原炎上

津島道場で、客分として竹刀稽古をしている幹次郎ですが

そんな津島道場に、猿をつれた剣客が道場破りしてきました

猿に刃物が仕込んでありましたが、幹次郎は猿を返り討ちにして撃退です

吉原の方では、深川の花魁・紅一位が、吉原に移籍してきまして

深川のなじみを連れてきたので、いきなりお職となりました

が、前からの花魁たちと、犬猿の仲です

そんな紅一位が、毒をもられて養生に出されますが

そこから足抜けです

で、調査すると、毒をもられた、ってのは狂言で

足抜けのために吉原に来た、ってわかります

地元の深川では義理があるから、足抜けできなかったのね

紅一位は、吉原に戻され

こういうことすると、お歯黒ドブという末端に移籍させられるのが筋ですが

いろいろ温情があって、それぞれの見世が痛み分けで

深川に戻されることとなりました

菊を見に行ったら、播磨姫路藩の奥女中が男にからまれて

それを幹次郎が成敗いたしました

最初の人切り猿の奴らが

江戸を荒らしまわってまして

そんな中で、吉原の花魁が一人、殺されます

獣の傷、ってことで、人斬り猿一団の目当ては吉原、ってことに

でもって、汀女のところにも猿の気配があったので

幹次郎と会所は、汀女を玉藻のとこに預けます。

猿一団への探索に

幹次郎は佐吉を頼り、つなぎ場所の居酒屋に行くと

小僧の竹松は、吉原がきになるのね

かわいい子だ

でもって、最近は薄墨大夫の幹次郎への執着がこっそりだけどおおっぴらで

薄墨大夫、スキをみては幹次郎にキスしちゃうの

も~

さて、猿一団の後ろに、江戸惑乱をめざす田沼一派がある、ってことで

田沼が狙っているのは、今老中である松平の失政をネタに

田沼が返り咲く、って絵図だもんだから

松平の側室を助けた縁から、幹次郎たちがお香さまのとこへ

そしたら、松平本人が、先日の礼を、って対面してくれて

吉原の危惧を聞くと、猿使いが寛永寺にかくまわれてることは

すぐに処理しよう、って言ってくれました

敵方も、衆を集めていて

柘植おせんと、その一党ってのが登場します

けっこう追い詰められる幹次郎たち

でも、寛永寺の坊主を成敗したり、田沼の国家老が黒幕、とか

こちらも包囲網を絞っていきます

吉原で、皆殺し事件が発生します

吉原の裏見世

吉原でことをおこして江戸騒乱をまねく、って絵図に

会所も緊張していきますが

酉の市、がその当日って思っていた会所の裏をかき

前日に、皆殺しの裏見世にこもっていた一団が

吉原に火をつけ、殺しまわります

津島道場からの助っ人もいて

避難とかはすすみますが

炎上はとめられず

薄墨大夫が取り残され、幹次郎は救出に

背中に大夫を背負う幹次郎に、最後の刺客が勝負を挑み

幹次郎が成敗

薄墨は、炎の中からの花魁道中となり

江戸の華とたたえられます

炎上posted with ヨメレバ佐伯泰英 光文社 2007年03月 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle

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