ああうれしい 畠中恵 推し本 私の感想レビュー備忘録。まんまことシリーズ10巻。麻之助に宗吾が生まれたあとの話

推し本。

しゃばけシリーズもすきですが

まんまことシリーズも大好きです。

いつのまにか、10巻まで来ましたね

麻之助の前妻が、出産のときに死んじゃうなんて展開がきて

とっても驚きましたが、そういうのも落ち着いてきての10巻です。

ああうれしい [ 畠中 恵 ]

ああうれしい 目次

1,ふじのはな

2,おとうと

3,ああうれしい

4,縁談色々

5,むねのうち

6,だいじなこと

10巻まで続くと

ご縁のできたキャラもどんどん増えます

元は、麻之助を中心に

幼馴染の清十郎、吉五郎の三人組だったんです

おなじやっとう道場に通っていた幼馴染

麻之助は、へらへらしてますが、木刀を持たせれば

けっこう強い男です

かっこよ

さて、金貸しの丸三と友達になったり

両国の貞は、吉五郎の配下だ、って自分で決めてたり

いろいろ脇も充実してきてますが

10巻の1,ふじのはな、では

そんな丸三が結婚することになって

金持ちと結婚する、ってなると

お嫁さんの方に、親族がわらわらと出てきます

寸借詐欺とかも現れますが

こちらは、お嫁さんの父親が再婚した先の弟妹で

それは本物でした

ワルに染まる前に、職と嫁入り先を見つけられましたね

2つ目は、奥さんのお父さん(舅)が腰をやったので

息子が働くことになり、義理の兄貴として、麻之助が出張りますが

このギリの弟は、まぁ、謝らない、空気読めない若者でしたね

ああうれしい、は

見事に仕事ができて、できる息子に仕事をゆずって

そしたら、人生にやる気が消えちゃった旦那さんのために

ああ、うれしい、と思わせることを紹介する麻之助です

起業家でしたね、

新しい仕事を立ち上げる喜び、かっこよ

4つ目の、縁談色々は、ぴたっとおさまって気持ちが良かった

二度夫に死に別れ、三度目の相手に逃げられて

田舎から逃げてきた、器量よしの娘は、結婚したくない

大奥の女中を終えて、資産家になって養女にしたら

その養女を御殿奉公へ、と言われて、出したくないけど理由がいる

うん、養女は医者の嫁に、未婚になりたい娘は御殿奉公へ

5つ目、むねのうち、は

与力の台所にあったかんざしが消えて、誰がこれを持ち込み、持ち去ったのか

って謎解きですね

裏玄関にくるぼて振りも、下男も、気にしない存在でした

で、大名屋敷での連続盗難は

医者についてきた下男があやしい、って

でもって、この謎解きの結果

一度は破談になった吉五郎と一葉の縁談が、再び復活します

だいじなこと、は急病になった麻之助に

効く薬、ってのが届けられ、その薬を誰が飲むって騒ぎですね

すっごく苦い薬をふるまって、玄関先に押し寄せた人を撃退ですね

って感じで読了

面白かったな~

ああうれしい

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畠中 恵 文藝春秋 2025年04月09日頃

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