推し本。
さすが名手の東野圭吾。
面白かったな~。
主人公は、父を亡くした15歳の少年ですが
彼を助けて、真犯人を探す円華さんは
過去に2冊に登場してるチートの持ち主です。
魔女、と自称もしてますが
脳みその働きが尋常ではない、ってことで
ファンタジーではありません。
今回も推し。
ネタバレ注意
東野圭吾 | 推し本探ブロ (veteranmama.com)
推しの推理小説レビュー | 推し本探ブロ (veteranmama.com)
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陸真という中学三年生の男子が
図書館で、不思議な力をもと女性と知り合います。
けん玉を操り、雨の予報を当てる人。
で、その陸真の父が殺されて見つかります。
元刑事で、見当たり班だった人です。
陸真の母は前に病気で亡くなっていて
陸真はシングルファーザーの一人息子でした。
どうして父は殺されたのか?
刑事の質問に色々応えても父を殺した犯人にはたどりつけない。
☆
父の通帳を見ると、大金が振り込まれ
それがまた、知らない名前に振り込んである。
見当たり仕事をしていた時のノートも見つかり
再就職した今も、犯人捜しをしていたらしい、とわかります。
犯人を見つけ、恐喝して金を振り込ませ、その金をまた誰かに渡していたのか?
☆
父の通帳の振り込み相手から、一人の女性と女の子が見つかり
その子が、陸真の腹違いの妹だとわかります。
陸真がもう少し大きくなったら、打ち明けて再婚するつもりだったのか?
そして、その妹には、身体に障害があるのと引き換えに、特殊能力があるらしく
その研究所で、陸真はけん玉使いの女性、円華と再会します。
☆
この円華という人が、このシリーズで「魔女」と呼ばれる女性で
特殊能力をつかう人でして
今回も、陸真の父の殺害現場を割り出し
その現場から、彼がなにを探していたかを割り出し
一枚のギャンブルチップを見つけたことから
闇カジノへとたどりつき、と魔女の本領発揮です。
陸真が、女装すると美少女に化けたり
いろいろおもしろいエピの中
陸真を心配する親友家族とか、とってもあったかい話もあって
ここらは、ほんとにエンタメの名手だな~と。
最終的には、振り込まれていた金は、父が恐喝した金ではなく
父を殺した犯人は、父がみつけた殺人犯ではなくて
殺人犯をでっちあげた警察組織のえらいさんだったりします。
ここらの二転三転は、とっても面白いので
是非本編を購入して読んでください。
面白かったな~。
推し
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魔女と過ごした七日間posted with ヨメレバ東野 圭吾 KADOKAWA 2023年03月17日 楽天ブックスAmazonKindle
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