魔女と過ごした七日間 東野圭吾 推し本の感想レビュー備忘録。円華登場シリーズ三冊目。

推し本。

さすが名手の東野圭吾。

面白かったな~。

主人公は、父を亡くした15歳の少年ですが

彼を助けて、真犯人を探す円華さんは

過去に2冊に登場してるチートの持ち主です。

魔女、と自称もしてますが

脳みその働きが尋常ではない、ってことで

ファンタジーではありません。

今回も推し。

ネタバレ注意

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魔女と過ごした七日間 [ 東野 圭吾 ]

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推しの推理小説レビュー | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

陸真という中学三年生の男子が

図書館で、不思議な力をもと女性と知り合います。

けん玉を操り、雨の予報を当てる人。

で、その陸真の父が殺されて見つかります。

元刑事で、見当たり班だった人です。

陸真の母は前に病気で亡くなっていて

陸真はシングルファーザーの一人息子でした。

どうして父は殺されたのか?

刑事の質問に色々応えても父を殺した犯人にはたどりつけない。

父の通帳を見ると、大金が振り込まれ

それがまた、知らない名前に振り込んである。

見当たり仕事をしていた時のノートも見つかり

再就職した今も、犯人捜しをしていたらしい、とわかります。

犯人を見つけ、恐喝して金を振り込ませ、その金をまた誰かに渡していたのか?

父の通帳の振り込み相手から、一人の女性と女の子が見つかり

その子が、陸真の腹違いの妹だとわかります。

陸真がもう少し大きくなったら、打ち明けて再婚するつもりだったのか?

そして、その妹には、身体に障害があるのと引き換えに、特殊能力があるらしく

その研究所で、陸真はけん玉使いの女性、円華と再会します。

この円華という人が、このシリーズで「魔女」と呼ばれる女性で

特殊能力をつかう人でして

今回も、陸真の父の殺害現場を割り出し

その現場から、彼がなにを探していたかを割り出し

一枚のギャンブルチップを見つけたことから

闇カジノへとたどりつき、と魔女の本領発揮です。

陸真が、女装すると美少女に化けたり

いろいろおもしろいエピの中

陸真を心配する親友家族とか、とってもあったかい話もあって

ここらは、ほんとにエンタメの名手だな~と。

最終的には、振り込まれていた金は、父が恐喝した金ではなく

父を殺した犯人は、父がみつけた殺人犯ではなくて

殺人犯をでっちあげた警察組織のえらいさんだったりします。

ここらの二転三転は、とっても面白いので

是非本編を購入して読んでください。

面白かったな~。

推し

魔女と過ごした七日間posted with ヨメレバ東野 圭吾 KADOKAWA 2023年03月17日 楽天ブックスAmazonKindle

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