作家買い。
ミステリー作家が田舎に引っ越したら
連続放火犯に遭遇しちゃった、って話です。
とっても面白いんですが
犯人に新興宗教がからむから、ドラマ化は難しいかな。
☆
小説すばるに連載されたもの。
☆
1,桜屋敷の住人
2,だんじり祭り
3,消防操法大会始末
4,山の怪
5,気がかりな噂
6,夏の友達
7,推理とアリバイ
8,仏壇店の客
9,没落する系譜
10,オルビスの紋章
11,ある女の運命について
12,偽の枢機卿
最終章、聖地へ続く道
☆
ミステリー作家として、デビュー作が売れた、三馬太郎ですが
次作からの売れ行きが悪い。
そんな時、取材旅行の先が、亡き父の故郷の近くだったので
相続した父の家を見に行ったら、一目ぼれ
太郎は都会を引き払い、田舎の「桜屋敷」と呼ばれる
父の実家へと引っ越します。
☆
両親は離婚してますが、子供の頃には遊びにきた祖父の家であり
亡き父が、亡くなるまでリフォームして住んでいた家なので
さらに使いやすくして、太郎は仕事がはかどります
☆
若者が少ないこともあり、体育会系ではない太郎ですが
消防団に、ほぼ強制加入が義務付けられます。
ただ、田舎に住む以上は、共同作業は覚悟の上で
消防団に入ったことで友人もできる太郎です。
☆
失火か放火か、ちょっと紛らわしい事件が続いていて
村の鼻つまみものだった若者が、滝つぼから死体で発見されたりして
そこへ、美人の立木彩という人がいて
読書のはじめは、人物を覚えるのに精いっぱいでしたが
失火ではなく放火だ、ってわかってきて
村の土地を買い占める太陽光発電の営業マンがあやしい、と推理され
さらに、その会社が、危険な新興宗教会社のフロント会社だとわかり
って感じで、後半になると
さすが池井戸さん!
一気読みでした!
☆
そして、今は亡き、ある女性の生涯が
可哀想だったな・・。
とっても面白かったので、オススメです。
ハヤブサ消防団posted with ヨメレバ池井戸 潤 集英社 2022年09月05日 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle
☆
★
☆
☆
この記事が、読みたい本を見つけるヒントになったよ~、とポチして下さるとうれしいです 。
このブログは、読了した本のプロモーションを含んでおります。