元彼の遺言状 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) [ 新川 帆立 ]
と続いて、本作の剣持麗子のワンナイト推理 [ 新川 帆立 ]
と続きます。
倒産続き、の話の中で
ある組織が匂わせられてるんですが
本作でも、黒丑という若い男と、その父親がからんでます。
新川帆立 | 推し本探ブロ (veteranmama.com)
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剣持麗子のワンナイト推理、目次
1話、家守の理由
2話、手練手管を使う者は
3話、何を思うか胸のうち
4話、お月様のいるところ
5話、ピースのつなげかた
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剣持麗子のワンナイト推理のネタバレ注意
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1巻目で、村山弁護士が亡くなって
なんというか、金目当ての剣持が、弁護士の本道として
彼の顧客を引き継いだら
仕事のできる、親切?な弁護士と噂がたって
会社関連ではないこまごまとした案件が増えました。
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ホストで源氏名が武田信玄、という男が村山先生の携帯に電話をかけてきて
村山先生に、殺人事件の弁護を頼みたい、って
で、ちょうど、奈良漬けで酔った、っていう女の弁護と重なり
眠い中でも、断り切れずに
新宿署の橘五郎の捜査に、弁護士として参加します。
死亡者のいた場所にいたのは
権利書を燃やすためで、真犯人は
剣持と橘で、さくっと見つけられたようです。
で、信玄=本名黒丑が、庭を掘り返すので
なぜ、と訊いたら、親父が死体を埋めてるかもしれない、って
たんに、ワンコのおしっこで花の色がかわったんですけどね。
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バーで殺しがあって、犯人、って思われてる源氏名・明智光秀が
剣持に弁護を依頼しますが
剣持は、さくっと光秀が犯人だと見抜きます
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父親の愛人をおっかけたら死んじゃって、暴行罪にされる
って剣持に連絡してきた女もいました。
喉に印鑑飲み込んで急死したらしいです。
弁護士事務所の峯口弁護士の急死とかが、その事件の真相にからみ
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まだらぼけの老女が、自殺男の家に戻ってきた、っていう
悲しいカップルのお話もあるし
会長、っていう、子供の時に針で人をころしたじじいが登場し
この人が、殺人のグレーゾーンをしきる組織の親玉らしく
倒産続き、の話に出てきた組織と絡むようです。
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黒丑は、故意に剣持と接触してました。
村山弁護士と縁があった、ということも嘘でした。
黒丑は、母親を事故死させた暴力親父を
いつか破滅させるために、父親の片棒を担いでいるようです。
これ、続編でるのかな。
ちょっと、宙ぶらりんの終わり方。
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剣持麗子のワンナイト推理posted with ヨメレバ新川 帆立 宝島社 2022年04月08日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle
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