推し本。ネット小説の書籍版。
漫画化されてまして
そっちが面白かったので、本編である小説の方を読んでみました。
孤児で、動体視力と剣を扱う才能があり
魔女に育成?されて、覇王への道をすすむ、って話です。
筆おろしが魔女で、女性には優しく、って徹底的にしつけられてまして
魔女に出会う前には、女性をあっさり殺してますが
魔女の教育の後は、基本、女性は殺しません。
無理やり、ってのも基本ないので、そういう点では読みやすいんですが
作家さんの酒池肉林、定義がちょっとエログロくなっていくのが
難かな~。
ネタバレ注意
王国へ続く道(1) (Avalon Novels) [ 湯水快 ]
王国へ続く道(湯水快) | 推し本探ブロ (veteranmama.com)
推しのネット小説レビュー | 推し本探ブロ (veteranmama.com)
☆
プロローグ
1章、無知な少年
2章、新しい旅路
エピローグ
余談、道中団らん
☆
100ページまでが、展開早くて読みやすかった。
孤児で、剣闘士として生き延びていた少年が
金で金持ち女に買われるときに、手鎖、足鎖を外されたので
その機会に、皆殺しにして脱出します。
その後、夜盗の群れにまじり、力があるからそれなりに尊重され
トップの指示で、大きな商隊を襲う計画が動き出し
森をつっきっていこうとしたら、そこに妖艶な吸血鬼がいました。
トップが食われ、それ以外の野盗全員が死にますが
吸血鬼の見せた「死の影」が、少年には通じなかったので生き延び
さらに、童貞で健康的で、性病がなかったので、吸血鬼の食事として飼われます。
ついでに、読み書き、世界の知識、剣の腕などなどを磨いてもらい
もちろん、筆おろしから、吸血鬼を満足させる手管まで学んだのちに
吸血鬼から、外の世界を見てきなさい、って追い出されます。
吸血鬼の名前はルーシィ。
滅びた王国の王女らしく、彼女の森を含む世界(国)の王になったら
結婚してあげる、って約束してくれたので
少年は、覇王をめざします。
少年の名前はエイギル。神話の神の名前でした。
☆
森を抜けて、ロレイルという町についたエイギルは
金の両替場所を子供に頼み、貧民街で襲われます。
もちろん返り討ちにしますが、衛兵のグレイに助けられます。
☆
彼の紹介でこぎれいな宿におちつき、その店の「マリア」を愛でるエイギル。
宿の前には、将来は美人になりそうなルウって少女(小学生くらい)がいまして
彼女から、リンゴとかトマトとか買ってあげるエイギルです
☆
ロレイルでは、傭兵をつのって「餓狼狩り」をしてまして
エイギルは、ミレイとカーラっていう、女性二人とパーティーを組みます。
カーラは狩人の目を持つ気丈な処女で、ミレイは出稼ぎ傭兵でした。
餓狼狩りのうち、狼狩りは、エイギルの腕で簡単に処理できましたが
翌日、餓狼のいる狼の群れに遭遇
今度は、エイギル以外の傭兵パーティーに負傷者が多々出ます。
最終的には、餓狼が4頭も現れ、そのうちの三頭をエイギルが成敗
狼の数もとっても多く処分したので、エイギルはひと財産築きます。
エイギルの力に、カーラが惚れこんで、宿にしのんでくるし
マリアも、エイギルに惚れてしのんできますので
エイギルは、二人の恋人をゲットします。
☆
ミレイは、エイギルと一緒だったので賞金も多くて
それで実家への食糧を買い込みましたが、治安悪化の中、無事に帰れるか不安
そしたらエイギルが、送っていってやる、って
ルウも、一緒に帰ることになりました
シュバルツっていう、女を乗馬させるのが大好きな
黒い軍馬?を購入し、荷物を積んで出発です。
☆
途中、グレイに頼まれた「山賊狩り」もしつつ
最初はミレイの村に
村の女たちは、エイギルに金で買われることを望みます。
貧しい村は、そうやって血が濃くならないようにもしてるのね
村について、ミレイもエイギルに抱かれて記念にして、さよならです。
☆
次がルウの実家ですが
ルウも美少女でしたが、姉・クウも母・メルもとっても美人でした
でも美人ママは、山火事でやけどして、その後遺症がひどい
エイギルは、高価な奇跡的効能のある膏薬を
メルに塗りたくると、メルは見違えるようにきれいになります。
10日の約束で、メルはエイギルの愛人となり
その滞在中に、荒れて硬くなった農地を、バターみたいに耕したり
森にいすわる、魔物化している大熊を成敗したりします。
メルはエイギルの愛人、エイギルはいつかまた戻るってことにして
村へのメル達一家の借金を払い、村の男たちに牽制してから
エイギルはカーラをつれて、ロレイルへと帰還します。
☆
途中、クレアという女性頭目と、アッシュという副官とやりあい
アッシュを成敗して、クレアを命か抱かれるか?って聞いてから抱いて解放
アッシュは、地元を荒らす盗賊団で有名な男だったので
これでさらに金貨を稼ぎ、旅費となり
エイギルは、カーラを残してロレイルを出ます。
☆
アークランドを超えて、オルガ連邦に行きたい、とすすむエイギル。
アークランドは、戦争のための徴兵が多くて、町は陰気で
女たちは、子供のために売春してました。
町を抜け、農村部にいうとさらに廃墟が広がり
農民たちの反乱集団は、アークランドの騎兵にぶちのめされていきます。
たまたま遭遇しちゃったエイギルは、関係ない、と主張しますが
アークランドの騎兵に攻められ、シュバルツの運動能力と
鑓の能力で抜けますが、途中刺されて、出血
そのまま、アークランドを抜けて、アークランドの隣国のゴルドニア王国へ
☆
ってとこで1巻終了。
この1巻がとっても面白かったので
次巻も読みました(^^)
王国へ続く道(1)posted with ヨメレバ湯水快 ホビージャパン 2015年07月 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle
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