大好きなシリーズです
今村翔吾さんの人気シリーズ
三省堂書店で平積みされていて、一冊買ったらハマリました
本当におススメのシリーズです
下巻のあとがきで、シーズン1の最終巻、とありました
今回が上下巻でしたが
シリーズでは10タイトル11冊
是非、続きを書いて欲しいです
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序章
1章、青銀杏
2章、黒鳳の羽音
3章、連合の系譜
4章、イナゴと龍
5章、尾張炎上
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明和の大火のあとに、火消しシステムができてるのね
宝暦に、松永のお父様が亡くなってるの
ここらは、外伝的扱いの、黄金雛、に書かれてます
そして、松永が最後まで助けようとしたのが、火事の下手人の・・
伊神甚兵衛
☆
時代は戻って、ぼろ鳶が頑張ってる時へ
火消しの番付表とかが出回るから
若手の火消しは、それ目指しちゃいますね
無茶もします
ただ、番付表は正確で、確かに載る人は優秀なのね
☆
新人火消しの慎太郎と、友人で同じく新米の藍助が
道を覚えに、非番にも散歩兼確認してます
火消しのタイプ
1、怪力とかの体力系
2、すぐれた五感
3、風読み
4、人の才を見抜く力
で、二人が仲良く蕎麦を喰っていると、半鐘の音がして
最初に二人が駆けつけて、場所は尾張藩の上屋敷
助けに入ろうとしたら、進藤内記が現れて、先導してくれます
内記って、けっこういいやつなのよ
うん
最近は特にその描写が顕著
☆
田村様は、最近の火付けの後ろに一橋家がいるとにらんでまして
自分の方でもいろいろ画策してます
☆
さて、今回の尾張藩上屋敷の火事
放火らしいし、ガスらしいし、若手は出さないって、松永たち頭軍は決めます
黄金の雛の時代に、親父たちが決めたのと同じね
時代は繰り返す
☆
町火消、武家火消し、定火消しが集まって、新人(3年目以下)は出さないって会合で決定です
で、その集まりの中に、松永と仲のいいかしらたちが抜け出し、集まり
伊神が生きているらしい、って話が
びっくりの松永ですが
ありそうだ、とも思うのね
☆
若手が外され、不満の慎太郎と藍助です
で、内記のとこに、アドバイスもらいに
☆
さて、
内記ですが
孤児を引き取り、人身売買してた、って松永に糾弾されてましたが
もとは、人助けの孤児引き取りで
彼らを火消しとして育ててたんですが
火消しに向かない子がいて、そういう子は養子とか、奉公にだしてまして
そしたら、しつけの良い子だ、ってお礼の金がもらえるようになり
結果的に、人身売買的になったんですって
☆
さて、内記は武家火消しで
一橋がらみでも、誘いがあります
でも、内記が大事にするのは、雛火消しの慎太郎たちです
雛の保護者を買って出て、勝手にうごくなよ、って
☆
伊神が生きてるかもしれない、ってことを確認するために
松永たちは、卯之助に逢いにいきますが
卯之助を大事にしてる辰一が出張ってこないように
喧嘩で呼び出して、なんて手のこんだことをしてますね
で、卯之助から、伊神の生存の可能性を確認して
そんな時に、再び尾張藩で家事騒ぎ
唐笠童子、って呼ばれる
凄腕の日名塚要人が出張ってきて
火事場から女性を救い出した伊神を襲うから
それに割って入ったのが新之助
で、松永は、伊神から話を聞くために
伊神をかばって、連れて逃亡します
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伊神は、この火事を止める、って言ってましたし
松永は、放火犯だと目される伊神をかばったことで
黒判定に限りなく近くなっちゃって
でも、松永は伊神を信じたいってことで
みんなにかばってもらいながら、逃亡成功となります
ってことで、上巻終了
く~
読むの我慢して良かった
手元に下巻があるので、すぐに読みます(^^)
襲大鳳(上) 羽州ぼろ鳶組posted with ヨメレバ今村翔吾 祥伝社 2020年08月28日頃 楽天ブックスAmazonKindle
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