襲大鳳(下) 今村翔吾 最新刊のネタバレ注意 伊神事件落着。哀しくも美しい火消しの物語。

大好きなボロ鳶シリーズ

第一部完了、とのことです

老中田沼に対抗する、一橋の暗躍で

江戸は火事が続いてますが

大ボスの一橋が、ついに顔を晒して松永と見合います!

☆

6章、鉄の意志

7章、信

8章、若き銀杏よ

9章、大音の男

10章、その名、伊神甚兵衛

終章

☆

上巻で、最後につぶやいた「火事を止めたい」

っていう、伊神の無実を信じ?てか

真相を伊神の口から聞きたい、って

切腹覚悟で、尾張藩下屋敷の火事場に現れた伊神を連れて

トンずらする、って案を出して

廻りに了承された松永です

伊神を連れて、逃げた先は

尾張藩火消し・白蜻蛉の段五郎を父に持つ孤児・段吉が

和尚亡きあと

ほそぼそと営んでいる、孤児育成中のお寺でした

今はたんかん和尚、だそうです

☆

火消しに縁のあるたんかん和尚の寺に

伊神をかくまいながら、松永の父が亡くなった時の話

その後の話を聞かされて

田沼に反抗しながら

尾張藩への影響力を増すために

一橋が暗躍している、ってことがわかります

☆

でも、敵もさるもの

寺に伊神たちがかくまわれてると知って

一橋からごろつきが・・

子供が人質にされますが、唐笠童子の要人が現れて

ばっさり切り捨て、助けてくれます

伊神が犯人ではないらしい、って報告された田村が

伊神拿捕の命を解いたので、伊神は放置だし、子供たちも

しばらくは守ってくれるって、いいやつだな!

☆

ただ、一橋は、伊神が大事にしている桐生の人たちを人質にして

伊神をおびき出す策を企て、実行します

人質がいるから、死地だとわかっていても伊神は走るし

松永も追います

☆

この策には、まだガキで小粒の、慎太郎も慶司も藍助も考慮されていないので

三人は、自分たちの乱入で、敵の策を壊そうと動きます

☆

一方進藤内記のところには

一橋から、城火消しにする、って誘いが

内記は、一段上に立てば、もっと火消しを効率よくできる、ってので

一応、一橋の策にのったふりをしますが

こっそりと、城への門を開けるように、手下に手配します

☆

松永が伊神と江戸に走りこむと

瓦版で伊神を憎む庶民が、やたらと殴りかかってくるのですが

義父の卯之助に頼まれた、って辰一がボディーガードに登場し

3人で、火元の一橋下屋敷へと走ります

一橋は、火元には伊神を引き寄せるための囮の百姓がいるから

城下の門を閉めさせていて、そこで加賀鳶とかともめてます

でもって、昔、青二才だった松永たちの役割を

慎太郎たちが言い出すので、加賀鳶頭の大音が許し、三人をはしごで中へと放り込みます

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進藤内記の前に一橋の民部卿が登場し

夾竹桃の煙で殺そうとしていて

内記がこっそり開けようとした門も、しっかり押さえられて

そこへ、慎太郎が入ってきて

進藤様は、立派な火消しだ、っていうから

進藤さん、火消しをはじめよ、って命じるから

一橋配下の火盗改めと喧嘩になって

そうなると、町民の火消しはかなわないけど

ちょうど、慎太郎たちに門を開けてもらった松永たちが乱入

☆

こっからは、ほぼほぼ松永と一橋の渡り合い

火事場の法を作ったのは4代将軍で

それを使って、伊神の捕縛を鎮火後に先送りする松永

火消ししてみれば、放火か身内かわかるぞ、って脅すと

一橋は、すんなり吾妻ってのに、罪を押し付けた

☆

一橋がとりあえず引いたので、火消し全開です

ですが、夾竹桃の毒煙があるから、策が必要で

それには、一人が犠牲にならないといけない

松永が名乗りでようとしたら

伊神は走り出して飛び込みます

そして、無事に皆を助け出して死ぬの・・

伊神さんと松永が走り出して、火事場へと急ぐ場面から

雛の三人が頑張るとかとか

伊神さんが最後に火消しに戻るとことか

何度読んでも泣ける!

これは、ぜひ本編を読んで欲しいし

伊神さんの話は、黄金雛、っていう番外編を読んで欲しいし

要するに、全部読んでください!

熱烈おススメの時代小説です

佐伯泰英さんもいいですが

今村翔吾さんも、ほんとにおススメの作家さんです

☆

吾妻はしっぽ切りで殺され

進藤内記も、今回はみなと一緒に火事を消し

松永が尊敬していた伊神さんは火消しに戻り

命をかけて伊神さんを助けた、松永の親父様も浮かばれます

シーズン1

見事な大団円でした

次がでるのを、楽しみにしてます(^0^)

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