夢を釣る 吉原裏同心抄(5) 佐伯泰英 ネタバレ注意 桜季は三浦屋に戻り、茶屋の芸者売りから、強盗団確保まで

幹次郎が、会所を継ぐのかな?

そんな流れになってきました、新シリーズの「抄」編です

1章、玉藻の喜び

2章、村崎同心の野心

3章、隠居の浮気

4章、吉原受難

5章、跡継ぎ

会所の四郎兵衛さんとこの一人娘の玉藻さん

幹次郎や汀女の仲立ちもあって

板前で幼馴染の正三郎と祝言をあげまして

めでたく、懐妊いたしました

良かったね~

玉藻さんくらいだと、栄養状態も良さそうだしね

当時は10代、20代の初めが妊娠適齢期だけど

20代後半の大年増だって、大丈夫ですね~

で、足抜きを未然に防がれたものの、懲罰として、吉原の地獄に落とされるはずだった桜季ですが

幹次郎の願いで、地獄を見たあとに、大見世に戻す、ってことが

いよいよ実行されました

ついでに、桜季を娘みたいに面倒みた

元女郎で、今も安女郎をやっていた初音も、大見世の番頭新造として迎えられます

いわゆる、やり手、ね

しかも桜季の後見には、高尾太夫がついてくれて

振袖新造として扱ってくれるって、破格ね~

さて5巻の事件は

引手茶屋浅田屋の事件。客を取ってはいけない見番芸者が

遊女と同じことをしてるらしい、ってことがわかります

前のシリーズの最後で、薄墨太夫を落籍してくれた伊勢亀ですが

当人が亡くなって、その立派な息子が店主は継いでますが、札差の筆頭行司は

先代の遺言で、しばらく伊勢亀は手出ししない、ってことになっていて

もめごとを、幹次郎が手伝って防いでます

で、こちらからも、引手茶屋の話が流れてくるのね

さて、吉原で掏摸騒ぎがおきて

会所じゃなくて、面番所がとらえたんだけど

村崎同心が、金にならない、って輸送をさぼったら

二人の掏摸が、仲間に奪い返され、村崎同心は、進退問題に

さらにこの掏摸が、拷問死体でみつかって

いろんなことから、掏摸のバックに、中山道筋から。江戸に流れてきた凶悪強盗団の影が見えてきます。

さらに、横紙破りの引手茶屋は、吉原では見番芸者に体を売らせ

吉原の外の茶屋でも女を使っていまして

吉原の外の方は、桑平同心が出張ってくれることとなり

見番の方も現行犯でめっかって、引手茶屋は沽券を渡して出ていくことに

茶屋の主の母息子は、従業員の給金も使い込んで払えない、って言い張りますが

番頭は、先代が趣味にしていた根付があるはず、って頑張ります

で、一つだけ番頭に持たせて、吉原の質屋・長楽庵に持ち込んだら

安く見積もられ、それを客に指摘され、売らずに引き上げてきたんですが

その時には主の母息子はあり金持って逐電してました

で、掏摸仲間を殺した奴らが狙うのは

知名度のある吉原で、金は吉原の質屋では、ってわかってきて

つぶれた茶屋に、強盗団は密かに居座り

長楽庵に押し込む、って寸前に、幹次郎たちが動きます

で、幹次郎は、お手軽につかえる村崎同心が、交代させられるよりは

ってことで、今回の大捕り物は、実は村崎同心の手配りで

そのために、掏摸二人を逃がしたのだ、ってことにしてみまして

村崎同心は、左遷寸前から、大手柄へと変貌なのでした

おもしろいおっちゃんです、

ってことで、5巻は終了

夢を釣るposted with ヨメレバ佐伯泰英 光文社 2019年03月12日頃 楽天ブックスAmazonKindle

読んで下さってありがとうございます(^^)

この記事が 読みたい本を見つけるヒントになるとうれしいです

応援クリックして下さると励みになります

よろしく、お願いいたします。 m(_ _)m

にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ

にほんブログ村

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。