三河雑兵心得(7) 伊賀越仁義 井原忠政 推し本の感想レビュー備忘録。伊賀越え&茂兵衛の隠し息子

推し本。大好きなシリーズです。

ついに、家康最大の危機ともいわれる伊賀越え!!

ネタバレ注意

三河雑兵心得(7) 伊賀越仁義 (双葉文庫) [ 井原忠政 ]

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推しの時代小説レビュー | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

もう一つの道

1,梅雪の不覚

2、茂兵衛伊賀越え

3,火事場泥棒

新たな暗雲

平八郎が緊急を告げ、

駄馬に乗った茂兵衛が、宿泊所の寺に行くと

どうして京から出られたか、って聞かれ

関所がガラガラだった、って告げると

明智は万全ではないな、って

だから明智にはつかない、って家康は決断します。

家康は、まずは信長の敵討ち、を装います。

だって、接待役の織田方がくっついてるからね

でもって、梅雪は、茂兵衛を家康に返却します

明智に寝返る気だったからね・・。

殿がりだった梅雪が、いつの間にか消えます。

もとから、消えるだろうと思ってましたね、みんな。

で、落ち武者狩りが、大勢できたんだけど

京都に向かった梅雪の方へ行きます。

茂兵衛は、穴山衆に最後を告げる仕事があるってことで

一人梅雪たちの方へ

物陰から近づくと、ほぼ全滅。

仲の良かった家老の有泉も刺されてます。

梅雪配下の首を、家康の首、ってウソついて放り投げて時間を稼ぎ

有泉と、配下二人を連れて逃げますが、若手は刺されて死にまして

生存者は有泉だけ。

助けたけど、切腹する、っていうから

嫡子を守るために、梅雪は落ち武者を引き付けるために囮になった

見事なしんがりだった、て言わせます。

そこへ左馬之助が来て、有泉を庇って槍もない茂兵衛を討とうとするから

お前のおやじは卑怯者ではなかった、って。

で、本気で弔ってくれますか、って左馬之助が言うから、本気だって答えたら

左馬之助がやっと、敵討ちをあきらめたようです。

放置された荷馬にけが人の有泉を乗せていくと

平八郎が、甲賀忍者と一戦交えてました。

茂兵衛が、口車で甲賀を引かせますが

本気にした平八郎が、なぜ合戦しない!って

トホホの茂兵衛です。

家康と合流し、百助が家康に扮します。

毒矢をつく伊賀者は、織田の伊賀侵略で子供たちを殺された男でした。

で、茂兵衛と左馬之助が、鉄砲でしんがりです。

やっと蹴散らして合流したら

服部半蔵の配下が家康を守ってました。

そして家康は、今から火事場泥棒になるって

有泉に梅雪の配下をまとめさせ、甲斐をかすめとる算段です

武田の旧家臣への懐柔に

家康直下の足軽大将を二人、茂兵衛と善四郎をつける、という厚遇で動きます。

穴山衆は、家康に必死につかえますが

親友?の有泉のために、茂兵衛もいろいろ手助けします。

ですが家康に、所詮は主家(武田)を裏切った者だ、ってクギを刺されます。

徳川の重臣の百助が、武田に殺され、家康はつぶしにきます。

北条が後ろにいる家でしたが

武田家では、織田信長に追い回されたときにかくまった徳川家。

旧態依然な北条より徳川家、と徳川方の人気が高かった。

中牧城の攻防戦。

元同僚の穴山衆の勧告も聞かずに、開戦。

家康が勝った。

清州城会議

家康は、信長の仇をとろうとした、って報告があって

面目がたち

信長の後継と目される秀吉が、甲斐と信濃への侵略を許したのね。

で、しばらくの平和が

辰蔵が男子の赤ん坊を茂兵衛に見せてきます

綾女が生んだ茂兵衛の息子だ、って。

タキには子供がいないし、甥を育てるのを了見したので

茂兵衛の妻には内緒で、息子として育てるって

綾女は死んだ、って言われますが

実は生きていて、二人の女性は愛せない不器用な茂兵衛のために

まわりがついた嘘でした。

って感じで読了。

面白いので、是非読んでください!

三河雑兵心得(7) 伊賀越仁義posted with ヨメレバ井原忠政 双葉社 2021年10月14日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle

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