王国へ続く道(1) 湯水快 推し本の感想レビュー備忘録。 ベルセルクに似てる?ネット小説の書籍版。エイギル、ルーシィに育てられる。

推し本。ネット小説の書籍版。

漫画化されてまして

そっちが面白かったので、本編である小説の方を読んでみました。

孤児で、動体視力と剣を扱う才能があり

魔女に育成?されて、覇王への道をすすむ、って話です。

筆おろしが魔女で、女性には優しく、って徹底的にしつけられてまして

魔女に出会う前には、女性をあっさり殺してますが

魔女の教育の後は、基本、女性は殺しません。

無理やり、ってのも基本ないので、そういう点では読みやすいんですが

作家さんの酒池肉林、定義がちょっとエログロくなっていくのが

難かな~。

ネタバレ注意

王国へ続く道(1) (Avalon Novels) [ 湯水快 ]

王国へ続く道(湯水快) | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

推しのネット小説レビュー | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

プロローグ

1章、無知な少年

2章、新しい旅路

エピローグ

余談、道中団らん

100ページまでが、展開早くて読みやすかった。

孤児で、剣闘士として生き延びていた少年が

金で金持ち女に買われるときに、手鎖、足鎖を外されたので

その機会に、皆殺しにして脱出します。

その後、夜盗の群れにまじり、力があるからそれなりに尊重され

トップの指示で、大きな商隊を襲う計画が動き出し

森をつっきっていこうとしたら、そこに妖艶な吸血鬼がいました。

トップが食われ、それ以外の野盗全員が死にますが

吸血鬼の見せた「死の影」が、少年には通じなかったので生き延び

さらに、童貞で健康的で、性病がなかったので、吸血鬼の食事として飼われます。

ついでに、読み書き、世界の知識、剣の腕などなどを磨いてもらい

もちろん、筆おろしから、吸血鬼を満足させる手管まで学んだのちに

吸血鬼から、外の世界を見てきなさい、って追い出されます。

吸血鬼の名前はルーシィ。

滅びた王国の王女らしく、彼女の森を含む世界(国)の王になったら

結婚してあげる、って約束してくれたので

少年は、覇王をめざします。

少年の名前はエイギル。神話の神の名前でした。

森を抜けて、ロレイルという町についたエイギルは

金の両替場所を子供に頼み、貧民街で襲われます。

もちろん返り討ちにしますが、衛兵のグレイに助けられます。

彼の紹介でこぎれいな宿におちつき、その店の「マリア」を愛でるエイギル。

宿の前には、将来は美人になりそうなルウって少女(小学生くらい)がいまして

彼女から、リンゴとかトマトとか買ってあげるエイギルです

ロレイルでは、傭兵をつのって「餓狼狩り」をしてまして

エイギルは、ミレイとカーラっていう、女性二人とパーティーを組みます。

カーラは狩人の目を持つ気丈な処女で、ミレイは出稼ぎ傭兵でした。

餓狼狩りのうち、狼狩りは、エイギルの腕で簡単に処理できましたが

翌日、餓狼のいる狼の群れに遭遇

今度は、エイギル以外の傭兵パーティーに負傷者が多々出ます。

最終的には、餓狼が4頭も現れ、そのうちの三頭をエイギルが成敗

狼の数もとっても多く処分したので、エイギルはひと財産築きます。

エイギルの力に、カーラが惚れこんで、宿にしのんでくるし

マリアも、エイギルに惚れてしのんできますので

エイギルは、二人の恋人をゲットします。

ミレイは、エイギルと一緒だったので賞金も多くて

それで実家への食糧を買い込みましたが、治安悪化の中、無事に帰れるか不安

そしたらエイギルが、送っていってやる、って

ルウも、一緒に帰ることになりました

シュバルツっていう、女を乗馬させるのが大好きな

黒い軍馬?を購入し、荷物を積んで出発です。

途中、グレイに頼まれた「山賊狩り」もしつつ

最初はミレイの村に

村の女たちは、エイギルに金で買われることを望みます。

貧しい村は、そうやって血が濃くならないようにもしてるのね

村について、ミレイもエイギルに抱かれて記念にして、さよならです。

次がルウの実家ですが

ルウも美少女でしたが、姉・クウも母・メルもとっても美人でした

でも美人ママは、山火事でやけどして、その後遺症がひどい

エイギルは、高価な奇跡的効能のある膏薬を

メルに塗りたくると、メルは見違えるようにきれいになります。

10日の約束で、メルはエイギルの愛人となり

その滞在中に、荒れて硬くなった農地を、バターみたいに耕したり

森にいすわる、魔物化している大熊を成敗したりします。

メルはエイギルの愛人、エイギルはいつかまた戻るってことにして

村へのメル達一家の借金を払い、村の男たちに牽制してから

エイギルはカーラをつれて、ロレイルへと帰還します。

途中、クレアという女性頭目と、アッシュという副官とやりあい

アッシュを成敗して、クレアを命か抱かれるか?って聞いてから抱いて解放

アッシュは、地元を荒らす盗賊団で有名な男だったので

これでさらに金貨を稼ぎ、旅費となり

エイギルは、カーラを残してロレイルを出ます。

アークランドを超えて、オルガ連邦に行きたい、とすすむエイギル。

アークランドは、戦争のための徴兵が多くて、町は陰気で

女たちは、子供のために売春してました。

町を抜け、農村部にいうとさらに廃墟が広がり

農民たちの反乱集団は、アークランドの騎兵にぶちのめされていきます。

たまたま遭遇しちゃったエイギルは、関係ない、と主張しますが

アークランドの騎兵に攻められ、シュバルツの運動能力と

鑓の能力で抜けますが、途中刺されて、出血

そのまま、アークランドを抜けて、アークランドの隣国のゴルドニア王国へ

ってとこで1巻終了。

この1巻がとっても面白かったので

次巻も読みました(^^)

王国へ続く道(1)posted with ヨメレバ湯水快 ホビージャパン 2015年07月 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle

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