無宿 吉原裏同心(18) 佐伯泰英 ネタバレ注意 質屋皆殺し事件で南町定廻り桑平市松同心登場編 

準レギュラーが登場しましたね

桑平同心

やり手みたいです

これからも楽しみ(^^)

1章、薄墨の懸念

2章、くれない楼の騒ぎ

3章、おかんの祝言

4章、妄想

5章、居合勝負

無宿人の寄せ場ができた年のお話ですね

質屋の皆殺し事件が起きます

たまたま、彼らに行き会ったのが幹次郎

血の匂いを感じましたが、事件を知らないので、すれ違ってます

その事件の担当だったのが

南町奉行所定廻り同心の桑平市松

幹次郎から人相を聞くと、すぐに百瀬という浪人、稲吉という無宿人と判明

さて、17巻で幸せに落籍した荻野花魁・今はおいね、ですが

子供たちにも受け入れられて、正式に後妻となるべく祝言が!

妾じゃないの、祝言よ、すごい!

薄墨太夫も祝言に呼ばれるんですが

太夫の周辺に、ちょっと目線がありまして、それを幹次郎も感じ取ります

さて、くれない楼で、心中騒ぎだ、って呼びにきた者がいて

幹次郎が長吉とかけつけると

おかん、っていう遊女が大工の幸せ工助と抱き合ってました

二人とも字が読めないから、因業なくれない楼の女将・おくらと旦那に騙されたのね

まだ借金が残ってる、って

で、長吉は、会所は客の味方でもあるんですよ、って幸助に優しく言うの

で、用心棒を幹次郎が排除したら、おくらが火付けをしようとするから

幹次郎が柱におくらを刀で縫い付けます・・。すごい・・

さて、無事に年期のあけたおくらは幸助と一緒になれるんですが

幸助は、今回のことでいつづけをしちゃって、仕事に穴をあけたのね

で、親方が許してくれない・・って

そちらは、親方のとこに汀女が一緒して、ちゃんと謝ることで

手打ちとなりました

そのまま、祝言ですね

薄墨大夫を狙う目線の方は

汀女が、若衆姿のひとを見かけてました

で、若衆姿をみつけて追っていくと、たばこ好きってのがわかります

そして、道伯っていう酔いどれ医師が絞殺死体で発見されます

そのすきに、医師の服を着て逃げたらしい

薄墨大夫はの武士の娘時代、間宮慶一郎の許嫁でしたが

慶一郎の異母弟の鋭三郎とは縁もなく、

いっちゃもんの文を付けられるいわれもない、って

薄墨が加門麻だった時代の女中さんとかをあたった幹次郎は

鋭三郎が腕はあるけど悪党だと知ります

うふ、幹次郎が成敗です

幹次郎の師匠である津島先生が、筑後柳川藩江戸藩邸への剣術指導が決まります

大出世ね

ほっこり帰宅の幹次郎が、桑平と再会して

桑平の求めるままに、質屋の殺し現場を再検証します

で、大工の存在を感じ取った幹次郎

やり手の桑平なので、すでに押さえてましたが、自分は面談してなかったので

再調査に

そしたら、一人怪しいのがいて、家を探したら死体で発見され

そこが、皆殺し犯人二人の隠れ場所でもあったと判明

で、桑平は、幹次郎の名前で、犯人たちの挑戦状のようなものを読売に

砂利屋の親方の祝言の夜

犯人が襲い掛かってきたので、幹次郎が成敗

後片付けは、幹次郎を影警護?していた桑平に頼んで、落着ですね

無宿posted with ヨメレバ佐伯泰英 光文社 2013年03月 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle

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