木挽町のあだ討ち 永井紗耶子 推し本。私の感想レビュー備忘録。直木賞と山本周五郎賞ダブル受賞で、映画化もされた名作を、やっと読了。

推し本。前から気になってたんですが、図書館で借りようと思ったら

すごい待ち人数で、そこであきらめて、で、放置してたらさらに忘れて

やっと読了。

映画化の方、芸達者がずらりですごかった。

で、原作も、まぁ、この役者たちが「やりたい」と思わせるだけの作品でした。

木挽町のあだ討ち (新潮文庫) [ 永井 紗耶子 ]

木挽町のあだ討ち 目次

1,芝居茶屋の場

2,稽古場の場

3,衣裳部屋の場

4,長屋の場

5,升席の場

終幕、国元屋敷の場

木挽町のあだ討ち ネタバレ注意

仇討ちが成立して

無事に故郷に戻れた若侍の菊之助

武士はいるけど、平和の時代での仇討ちって、ことで

すごい評判になりました

それも、雪の冬、赤い小袖で女を装って仇を油断させ

見事に頭をかっきっての、仇討ち

しばらくは、読売も出たくらいでしたね

で、そんな仇討ち話があっての2年後

18歳の、菊之助の友人っていう加瀬総一郎、ってのが

仇討ち話を詳しく知りたい、って

参勤交代で江戸にでたおりに

木挽町の仇討ちを目前にした芝居小屋、に来るわけです

で、仇討ちにかかわった人それぞれに色々を聞いていく

最初が、木戸芸者っていう、芝居小屋の木戸のとこで、客寄せで話す男が

いろいろ教えてくれます

仇討ちの描写とともに木戸芸者の今までの人生とかね

次が、殺陣の練習をするための稽古場で、剣術の指南をしていた

浪人さんの話

次が、衣裳部屋をねじろにした女形の話

菊之助を寝泊まりさせてやった、芝居の小道具をつくる老夫婦の

長屋での話

そして、芝居小屋の芝居の筋だてを考える立作者金治ってのが

最後に出てきます

この男は、元武士であり、菊之助の母の元婚約者でありまして

映画では、渡辺謙が演じてます。

まぁ、この人が、すべての筋立てを考えた人ですね

敵討ちってのは、故郷での家老の横領に気づいた

菊之助の父が、はめられて、家臣を手打ちにしそこなった、って形で

自分が死ねば、お家と息子は助かる、って考えてことでした

ただ、この菊之助の父は、あまり策略にたけてませんで

家老と通じていた菊之助の叔父ってのが、仇討ち、って形にして

後継である菊之助を江戸においやるわけです

多分、仇討ちが完遂できず、結果、お家は叔父のものになる、ってね

さて、江戸での芝居小屋の皆さまは

菊之助がけなげに頑張るので、なんぞ策は、って考えて

皆で、仇討ちって芝居を組み立てるんですね

こっから先は、原作を読んで欲しいんですが

きれにまとまっていくのが、読んでて気持ちよかった

映画も、見てみたいな(^^)

って感じで読了

読んで損はないので、ぜひ一読を

木挽町のあだ討ち

posted with ヨメレバ

永井 紗耶子 新潮社 2025年09月27日

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