人気のシリーズです
私もこれ、大好きです
謎解き、の話と、神々の争いの話が平行してます
そして何より、烏妃と帝の恋愛?話にとっても興味があるの(^^)
後宮の烏(白川紺子)(完結) | 推し本探ブロ (veteranmama.com)
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蚕神
金の盃
墨は告げる
金色
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高峻という、若い帝がいます
彼は、先帝の皇后にいびりぬかれた人で
愛する生母や友をなぶり殺しにされてまして
でも、なんとか反撃して皇后をぶち殺しました
で、仇はとったけど、うつろは抱えているのね
(亡くなった人は帰らないからね)
で、寿雪、という烏妃がいます
不思議な術を使う美少女です
その体の中にうれんにゃんにゃん、という女神が封じ込められてます
この女神を封じ込めたのは、いまの帝の血統を守りたい、って巫女の一途な思いで
でも結果、世界はいびつになってます。
さらに、寿雪は、先の王家の末裔で、その証拠として髪が銀色なの
禍根を断つために、一時期、銀色の髪をしている人は皆殺しでしたが
寿雪は、生き延びて、先代の烏妃の元で養育され
先代が長寿で死んだのちに、烏妃を継承してます
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って設定を飲み込んで
4巻です
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後宮ですから、高峻にはたくさんの妃がいて
その中の一人のばんか、という鶴妃は、呪いを受けて死にかけたとこを
烏妃に助けられて、烏妃になついてますが
後宮の戦略として、実家にいろいろ書き送ってます
で結果、実家から、烏妃と距離を置け、とか言われちゃう
不満ですが、おんぶ日傘で育った娘だから、父親には逆らえないのね
☆
さて、後宮では、経済政策の一環として、養蚕をしてます
いい蚕を育てて、それを市井に出せば豊かになる
そんな養蚕の場に、幽霊がでます
幽霊は、烏妃の得意とするとこなので、何が言いたいのか聞いてあげます
でも、それより簡単に、烏妃は、養蚕場から盗み出された蚕の行方を
謎解きしてみせるのね
本シリーズは、幽霊話は多々ありますが、謎解きを烏妃がするとこが
見どころの一つです
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さて、烏妃は、本当は人を宮においてはいけない、と先代に言われてたんですが
本人の性格もいいし、どんどん人が集まってくるのね
烏妃を慕って
で、その結果、烏妃も、皆を守りたいと思うようになる
そんな中で、烏妃を警護する宦官の淡海に殺人容疑がかかります
淡海は元はいいとこの息子で、その執事だった男が金の盃を持って逃げてたの
で、その執事も後宮で宦官になっていて、そいつが殺されたので、
怨恨の線で容疑がかかったのね
で、反魂で被害者を戻した烏妃ですが、そこに真実はみつからず
でも、淡海が、なぜ人殺しといわれたか、の理由はわかりました
で、烏妃は、悲しい犯人たちを見つけて、弔ってやろう、っていうから
宦官たちは、涙をながしてひれ伏します
そして淡海もまた、命をなげうって烏妃を守る、って
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人がよくて、カリスマ性があって、だからこそ後宮であやうい烏妃
当人より、周りがそれに気づいてます
鶴妃の父の朝陽は、後宮の外から見ても、それに感づいていて
策をつかってゆさぶります。
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さて、後宮の書庫に幽霊が出る、ってことでしたので
成仏させてやろう、って烏妃が出向きます
すると、冤罪で殺された男がうかび、彼の書いたものは
神々の争いを口伝したものでした
これを書したから、彼は殺されたし、書も焼かれた
で、内容は
ごう、という神と、うれんにゃんにゃんに関する事でした
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その頃、前に烏妃を殺しに来た梟が
神の国に戻って封じられてますが、でっかい貝をつうじて、高峻と対話できるのね
その梟が、白かめ、のことを知ってました。
そして、白カメは若い娘の贄を求めるぞ、って
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海で二つの神が戦い
勢力は互角、にゃんにゃんは暴風、白カメは荒波
で、にゃんにゃんは、海に引きづりこまれる前に、身を二つに分けて
半身で逃げた。結果、助かったけど力は落ちた。
で、ごうの神である白カメは沈み、
ほぼ死んで、でも神だから、いま黄泉がえりつつある。
そして、現在烏妃の中に封じられている女神は、弱っているから封じてるのであり
女神が半身を取り戻したら、烏妃の体を食い破って逃げるであろう・・
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女神の力で王家は安定してますが
同時に、女神の力が強くなりすぎたら毒なので
王宮には盾として巫術師がいました
で、烏妃が逃げないように、初代の巫女は、自分の指で結界をつくって
逃げたら烏妃が死ぬ、とまじないをしてました
そして、巫術師が、夏の王(王家)の盾なら
宦官は、冬の王(烏妃)の配下だからこそ、烏妃は、孤独でなければならない、って
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さて、烏妃に傾倒するものが増え
朝陽は、配下を使って、後宮に烏妃の崇拝者を作り、扇動します
結果、傷を負う者が出て
高峻の出馬で収まりますが、烏妃の危うさが露呈して
烏妃は、しばらく宮から出られなくなりますね
で、高峻は、間違いをただすために
まずは、結界を解除するために、3人を集めよう、って
烏妃、封、そしてあと一人・・
ってとこで次巻へ
楽しみだな~(^0^)
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後宮の烏 4posted with ヨメレバ白川 紺子/香魚子 集英社 2020年04月17日 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle
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