花菱夫妻の退魔帖(6) 白川紺子 推し本。私の感想レビュー備忘録。鈴子の恩人三人を殺した犯人と犯行が分かる。では、鳳心霊学会とは。

推し本。大好きなシリーズです。

維新のあと、大戦前の貴族たちがいた時代。きらびやかな着物がすばらしい。

で、6巻まできて、鈴子の恩人を殺した犯人と真相がわかります。

花菱夫妻の退魔帖 六 (光文社文庫) [ 白川紺子 ]

花菱夫妻の退魔帖(6) 目次

伯爵夫人の円舞曲

残菊

死霊は招く

花菱夫妻の退魔帖(6) ネタバレ注意

昔から幽霊を見ることができる鈴子。

そして、神官貴族である花菱家の当主の孝冬は

亡き兄が、妻である鈴子の恩人三人を殺した犯人では、と疑って

苦悩してます。

花菱家には、怨念のかたまった幽霊を喰う、淡路の君というのが

代々取り付いていて

淡路の君に供物をささげながら、花菱家は継続しているのでした。

鈴子は、孝冬の様子がおかしい、って察知してます。

夫婦ですからね。

で、幽霊話は、花菱家によく持ち込まれるのですが

今回は、華族会館の舞踏室での「足音」のお話でした。

踊る足音は、かなりすぐに、ある貴族の奥様だとわかります。

夫が急逝し、娘に継がせるときに親戚縁者ともめ、娘夫婦を心配しながら

彼女も早く亡くなったそうです。

さて、この踊るご婦人は悪いものではないし、彼女が根回ししてちゃんと相続できた伯爵も

鈴子の様子に、誤解を解きました

現在、華族に、お祓いしてやる、とかいろいろで、金をせびるやからが増えていて

鈴子たち花菱家も、疑われたらしいです。

で、その宗教会が、今鈴子たちが追っている燈火会でした。

多幡君は、現在心霊学会編集部にいて

そこに保管された雑誌に、花菱孝冬の兄の写る写真がありました。

いろいろ隠されているので、孝冬は多幡に調べてもらいたいと依頼します。

何度でも披露宴をするのが華族ですね。

鈴子がもう一度、すばらしい衣装でお食事会の披露宴を受けて

お料理は、孝冬が折詰にしてくれました。

気が付く、よい旦那様です。

瑞原子爵が、招待客の中にいましたが、となりに幽霊女がいましたね。

子爵の隣人の男爵家のお嬢様は、若い時に入水自殺してるそうです。

おお

で、その幽霊を、淡路の君が丸のみしてますね。

もう幽霊はいません。

さて、孝冬は友人の新聞記者とかもつかって

鈴子の恩人三人殺しの現場の話を、もう一度聞き出します。

すると、複数犯、って話がでて

兄が一人でやった、と思い込んでいた孝冬は驚きます。

で、ついに鈴子さんに、隠しごとがありますね、と詰め寄られ

兄の実秋が犯人と疑っている、と打ち明けます。

華族が貧民街にいたら目立つし、まだ決まったわけではない、と鈴子はいいますが

多幡は、会社内で知ることができた名簿をみて

上から当たっていきます。

灯火教は、有閑夫人を誘惑して金をひっぱる、って噂があった。

会にいた、南条という男は、山師のような悪人だった。

で、やくざ絡みで、会が荒れていた、って話も出てきてます

ある男爵夫人が、事故死と自殺、って事件絡みで

花菱家を訪問してきます。

刑事をよび出し深く聞くと、事件としてはもう落着してる、らしい。

さて、いろいろ調べるうちに名前がでていた

そのべらく、本人から連絡があり、花菱夫婦は会いに行きます。

らくは貧しい家から売られていき、そこは見受けされたけど

お相手が高年齢だったので突然死しちゃって

手切れ金はもらったけど路頭に迷い

そんな時に燈火会に世話になって、その会に、孝冬の兄さま・実秋が入会したらしい。

悪党の南条は、ふきの姉の男で

これとかかわったことで、実秋が人殺しへ。

南条としては、金持ち華族の跡取りを、弱みをつかんで意のままにする、って計画があり

そのために、実秋に人殺しをさせることにした、らしい。

南条は、鈴子の恩人たちが、ふきの姉を脅してる、って嘘をつき

脅しをやめさせる、ってことでナイフを持たせ

実秋は、言葉で説き伏せようとしたけど

そこへ南条が乱入して、一人を実秋が刺し

残り二人は、南条が刺した、って

これが、真相でしたね

二人の貴族の、自殺と事故死にも

灯火教がかかわってた、ってことがわかり

警視庁が本格的に動き出すようです

そして、灯火教の創始者の娘である八千代は、なぜ南条に貧民街の三人を

殺させようとしたのか

鈴子と孝冬の寝室に、幽霊がきました

八千代夫人でした。死んだんだ、って鈴子はわかりますが

その幽霊を、淡路の君が、さくっと食っていきましたね

身元不明の老女の死体が見つかりました

八千代ですね

八千代が鈴子の恩人を殺したかったのは

鈴子の祖母に恩があり、その恩を返すために、浮浪者たちを殺した、ってことらしい

って感じで読了。

鈴子の恩人の死の真相がわかったので、次くらいで完結かな(^^)

花菱夫妻の退魔帖 六

posted with ヨメレバ

白川紺子 光文社 2026年01月09日

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