推し本。
作家買いしたんですが、1巻が今一つでね~
読むのやめようと思ったんですが、2.3巻と続けて読んだらけっこうおもしろくなってきた
ってことで、2巻の備忘録を書きます
悪友顚末 うつけ屋敷の旗本大家 二 (幻冬舎文庫) [ 井原忠政 ]
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悪友顛末(うつけ屋敷の旗本大家.2) 目次
序章、サイコロ太郎の悔恨
1,心模様
2,喧嘩するほど仲がよい
3,絵師、覚醒ス
4,虎の顔
終章、親心無双
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悪友顛末(うつけ屋敷の旗本大家.2) ネタバレ注意
けっこういいとこの旗本の嫡男である小太郎だが
放蕩者の父親の借金に四苦八苦してます
江戸に戻してもらうために、甲府時代にサイコロの操り方を覚えた小太郎ですが
悪事に使うこともなく、ただ、技だけ持ってますね
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さて、旗本は屋敷の敷地に貸家を立てて、その家賃収入が
とっても大事な収入源です
小太郎は、現在お役がついてないので
大家となれば、親も同然、みたいな感じで
住居人のゴトゴタを収めてます
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絵師の歌川偕楽が、猫を飼いたいっていうので
猫の爪とぎとかで修理がかかるから、家賃を値上げしたり
博徒の相模屋は、家で博打をうったり
医者の洪庵先生は、人体探求のために腑分け(解体)しちゃうし
敷島斎先生は、学者だけど思想が過激
役者の円之助も、中年になって役がつきにくい
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親父の官兵衛は、ぐうたらだけど、女にもてる
モテルっていうか、かぎりなくちょっかいを出すので
球数が多い分、当たる
小太郎は、中年オヤジには女の気配があるのに
自分にないのがなさけなし
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偕楽と円之助は、二人でつるんでるんだけど
酒を飲むと喧嘩になる
☆
官兵衛には、於金という、年齢的には小太郎の相手になるような若い娘が
惚れこんで、くっついてくる
☆
貸家での唯一の女性である、辰巳芸者からお殿様に落籍された
佳乃は、みんなのアイドルで
特に小太郎は惚れているが、お殿様が偉すぎて、とても手出しできない
そんな佳乃の風呂を除くやつがいる、ってことで
小太郎は張り込みまして
犯人は絵師の偕楽でした。
美人絵が描けなくなった偕楽は
春画を描いて人気を取り戻すが
そのモデルが佳乃でしたね
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って感じで、それぞれ事件を起こしながらも
偕楽と円之助の喧嘩は収まり
佳乃の風呂を覗いた犯人は捕まり
於金と官兵衛の関係は深まり
なんてなかで
佳乃を覗いたことが、お殿様にバレて
偕楽が抜刀されて殺されそうになったので
小太郎が間に入ります
小太郎、強いです
で、そのゴタゴタで
実は佳乃は妾ではなく、お殿様の娘だ、ってわかりました
幕府筆頭老中の娘、
それをなぜ、妾、ってことに・・?
ってとこで2巻終了です
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posted with ヨメレバ
井原忠政 幻冬舎 2024年05月10日
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