推し本。
作家買いしたシリーズも本作で3作目
書下ろしの作品で、本作でいちおう完結らしい。
なぞとき遺跡発掘部 弥生人はどう眠りますか? [ 日向 夏 ]
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1,1月7日~
2,1月10日~
3,1月11日~
4,1月15日
エピローグ
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本作は、一つの事件を時系列の目次にして描かれてます
新居を建てる前に、遺跡調査、ってのはよくあるらしく
地主さんの家からの依頼で
教授の采配で現場が組まれます
バイトの一環として、灯里も参加しますが
その現場には「呪われてる」ってチラシが貼られていて
近所にビラも配られたらしく
遺跡発掘のバイトが集まらない
ということで、灯里と、研究室にこれから入るかもしれない林さんと
志村さんが加入します
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発掘は順調ですが、ある日、いろいろが仕舞ってある小屋の扉が不具合に
灯里が見つけ、古賀と調べると、それはピッキングの道具のさきっちょでした
発掘が始まると、空き巣がある、ってのがあり
25年前には、ある小屋で一人の男子高生が亡くなってます
たばこの火の不始末、ってことでしたが
それに疑問を持っていた
彼の弟の神楽坂さんが、呪い、というチラシを配っていると発覚
ただ、ピッキングなどなどは彼の仕業ではなく
灯里の推理力で
発掘があると、空き巣が増える、っていう現象から
発掘現場から、発掘に参加していて留守の家を狙った空き巣二人組が浮かびます
亡くなった高校生は、その犯人を見てしまって、拘束されて殺された
でも、彼は賢かったので、証拠を残すために彫刻刀を握ってた
などなどがわかり
彫刻刀で掘った石とかいろいろが
水田の水路に残っているかもしれない、ってことで
掘るのは得意の古賀他いろいろでひっくり返し
証拠を見つけて
藤堂という、発掘現場にいて、しょっちゅうトイレにいく男が
留守宅を教える役
営業リーマンらしい男を、林の張り込みで現行犯逮捕して
ペアは確保され
亡くなった高校生を悪く言うから、きれいに言い返してやった灯里でした。
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殺された高校生がとってもかわいそうだったけど
事件が解決してうれしかったし
志村、って女の子が、実は灯里たちを捨てた父親の再婚相手の娘だったり
それをしっかり灯里が見抜いてたりします
って感じで、まだまだ続けるなら続きそうではありますが
現在のとこ、3冊で終わっている本シリーズなのでした。
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posted with ヨメレバ
日向 夏/vient 小学館 2019年04月05日頃
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