ふつつかな悪女ではございますが(9) 中村颯希 推し本。私の感想レビュー備忘録。8巻の続き、皇帝の復讐は成る。

推し本。

大好きなネット小説です。

8巻が前編。9巻が後編となります。

毎回、2冊で前後編となるんですが、前編がいつもいいとこで終わるので

次巻が出るのが、本当に待遠しい!

朱家の雛女と黄家の雛女が、道術という、魔術で入れ替わっての顛末から

藍家、金家、玄家という、5つの家それぞれの雛女たちの話となり

後宮での、人殺しのいろいろがありまして

本作では、愛する兄上を道教の曲者に殺されて、復讐の鬼だった皇帝が

朱慧月のアドバイスという手助けで

本懐を遂げます。

ふつつかな悪女ではございますが9 ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~ (一迅社ノベルス) [ 中村 颯希 ]

ふつつかな悪女ではございますが | 推し本探ブロ このシリーズ既刊の感想レビュー備忘録。

中村颯希 | 推し本探ブロ 中村颯希作品既刊の、感想レビュー備忘録。

☆

ふつつかな悪女ではございますが(9) 目次

プロローグ

1,玲琳、ひらめく

2,玲琳、迫る

3,玲琳、話を聞く

4,慧月、怒鳴る

5,玲琳、さらけ出す

6,玲琳、仕込む

7,玲琳、封じる

エピローグ

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ふつつかな悪女ではございますが(9) ネタバレ注意

絶対権力者である皇帝が、道教を目の仇にし

道教でも特に入れ替わり、を蛇蝎のようにきらっているので

雛女という地位はあれど

玲琳と入れ替わっている、道教使いの慧月は、びくびくです

☆

慧月は、究極のツンデレで

玲琳が大好きだけど、絶対にそれを認めず

だけど、病弱でいつも死を見ていた玲琳が

命を粗末にすると、玲琳を思って激怒します

その激怒と不器用なツンデレが

今では周りの皆にしみとおり

玲琳の兄の景行と景彰には、けっこう受け入れられているし

特に景彰なんかは、こっそり慧月を愛しんでたりもします

ここらの恋バナも、このお話の魅力の一つ

☆

死にかけの玲琳ですが

慧月の術で、慧月の体に入ると、とっても丈夫だし

病弱のはずの玲琳の体も、慧月が入ると、けっこう元気になるのが不思議です

そんな慧月(中身玲琳)でも、冬の川に入れば死にかけるし

そんな親友の玲琳のために

隠していたはずの道術を爆裂させて、助けちゃう慧月、ってのが

8巻の終わりでした。

☆

皇帝直属の殺し屋・アキムから、一日だけの猶予をもぎとり

皇帝の復讐の理由が

敬愛する兄と入れ替わった道教の男がいて

それと気づかずに皇帝が、道教男を殺して、でも中身は兄上で

兄上の魂が昇天しちゃった今

道教男に奪われた兄上の体の奪回こそが、皇帝のすべてだった、ってわかります。

☆

慧月は、父親がうだつの上がらない道教の使い手で

父が持っていた道教の教本だけで、道教の術を自分のものにしちゃったという

実は天才だった、ってことが今回でわかります。

自己肯定感のない慧月だったけど、最近、天才呼ばわりされて

おどおどしちゃうとこがかわいい

☆

皇帝と共闘って感じになって

道教のいろいろを詳しく知った皇帝と、皇太子と、皆さまは

兄上の体を今もつかっている、道教男の正体を確定し

彼を捕らえて、魂を封じて

兄上の体を取り戻す計画を決行

ここらは、是非本編で読んでください

とってもスリリングです

☆

最終的には、道教男の魂はツボに封じることができて

兄上の体は無事に取り返すことができて

皇帝は、慧月に礼をいい、復讐は果たされます

☆

8巻では、皇帝の手足となった殺し屋・アキムが

彼もまた、復讐のために後宮に忍び込み

そこで皇帝を殺すつもりが、その前に毒殺されていて

毒殺されて死んでいくのを、今の皇帝が見ていて

という、お互いの復讐のために手を握った関係だとわかります

☆

殺し屋アキムの過去も、現皇帝・弦耀の、亡き兄上への思慕も

とっても哀しくて美しいです

良かった

☆

で、復讐が終わっても、すぐに飽きるぞ、と殺し屋が皇帝にいい

今度は友情ってのもいいな、って

☆

が、道教男の魂のツボを

今度は皇帝陛下の妻である皇后が私物化しちゃいます

皇后もまた、復讐したい相手がいるようなのでね。

でもって、玲琳の体に戻った玲琳が

ひん死の病弱状態に戻ってしまって・・。という

けっこうヒキの強い状態で9巻が終了です。

10巻、楽しみです(^^)

☆

ふつつかな悪女ではございますが9 〜雛宮蝶鼠とりかえ伝〜

posted with ヨメレバ

中村 颯希/ゆき 哉 一迅社 2024年10月02日頃

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