推し本。大好きなシリーズの最新刊
文庫書き下ろしで最新刊がでる時代小説。佐伯泰英さんが作った流れだそうですね。単行本より安いから、助かります(^^)
http://blog.livedoor.jp/gakepputi50/archives/cat_49716.html
あきない世傳 金と銀(高田郁) | 推し本探ブロ (veteranmama.com)
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これは、今まで私が読んできた高田郁作品のレビューです
ネタバレでは魅力は伝わりにくいと思うので
ぜひ、本編を読んでくださいませね!
http://blog.livedoor.jp/gakepputi50/archives/cat_48435.html
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みおつくしシリーズも絶品です!
ネタバレ注意
あきない世傳 金と銀(七) 碧流篇 (時代小説文庫) [ 高田郁 ]
あきない世傳 金と銀(高田郁) | 推し本探ブロ (veteranmama.com)
推しの時代小説レビュー | 推し本探ブロ (veteranmama.com)
目次
1章、初空
2章、針供養
3章、縁を繋ぐ
4章、三思九思
5章、手掛かり
6章、七夕
7章、待ち人きたる
8章、跡目
9章、寒紅
10章、それぞれの矜持
11章、江戸紫
12章、花道
★★
主人公の幸は、学者の子で、やっぱ、知能指数が高かったんだろうな~。
五鈴屋に奉公にでたら、そこの未亡人に見込まれて、孫の結婚相手に!って
孫は男が3人もいましたが、
長男はぼんくらで、下女上がりの女を妻に押し付けられた、ってことで、
幸とは同衾することなく死にました。
★
次男の惣次は、
幸を彼なりに愛しましたが、
妻の商才が自分を追い抜くのが気持ち悪かったらしく、出奔しちゃいました。
★
三男の智蔵は、
幸を愛してくれまして、幸もそれは幸せだったんですが、
子供を流産した上に、夫は若くして急逝。
★
当時の大阪では、女は当主を継げないんですが、
特例、ってことで3年の猶予期間をもぎとりまして
その間に、亡き夫が考えていた江戸進出、を果たす幸です。
★★
ってのが、今までのシリーズの流れでした
そして7巻目
無事に江戸にお店は出しましたが、大阪と江戸ではかなり気風が違い
やたらと締める大阪に対して、江戸は粋が大事で
数日のためにも、金を惜しまないのが、幸たちには珍しく、でも、郷に入ったら郷に従え、ってことで、日々勉強であります。
さて、
幸を助けてくれた元番頭の治兵衛ですが
一人息子の賢輔は、現在幸のところ(江戸)で修業中でして
この子も、いずれ店の要となりそうです。
でもって、幸には年の離れた妹がいて、この子が結。
幸に似た、賢くてほがらかな娘で、この子が江戸店を一緒にもりたててます。
結と賢輔がくっつくかな・・?(^^)
今回は、江戸の呉服は吉原と歌舞伎が流行の先端って話が何度も出てきて
後進の五鈴屋は、なんとかそこに食い込みたい。
で、歌舞伎の人気者、中村富五郎が、幸の店を贔屓にしてくれて
なぜ?って理由は
まだ売れなかった頃、富五郎は智蔵と夢を語りあった仲だったんだって!
そういう理由があっても
幸の商才がなければ、富五郎もまかせはしませんでしたね
江戸紫、がここに出てくるとは思わなかった!
よい展開です!
次巻も楽しみです(^^)
あきない世傳 金と銀(七) 碧流篇posted with ヨメレバ高田郁 角川春樹事務所 2019年08月08日 楽天ブックスAmazonKindle
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