推し本。大好きなシリーズです。
ついに、家康最大の危機ともいわれる伊賀越え!!
ネタバレ注意
三河雑兵心得(7) 伊賀越仁義 (双葉文庫) [ 井原忠政 ]
三河雑兵心得(井原忠政) | 推し本探ブロ (veteranmama.com)
推しの時代小説レビュー | 推し本探ブロ (veteranmama.com)
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もう一つの道
1,梅雪の不覚
2、茂兵衛伊賀越え
3,火事場泥棒
新たな暗雲
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平八郎が緊急を告げ、
駄馬に乗った茂兵衛が、宿泊所の寺に行くと
どうして京から出られたか、って聞かれ
関所がガラガラだった、って告げると
明智は万全ではないな、って
だから明智にはつかない、って家康は決断します。
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家康は、まずは信長の敵討ち、を装います。
だって、接待役の織田方がくっついてるからね
でもって、梅雪は、茂兵衛を家康に返却します
明智に寝返る気だったからね・・。
☆
殿がりだった梅雪が、いつの間にか消えます。
もとから、消えるだろうと思ってましたね、みんな。
で、落ち武者狩りが、大勢できたんだけど
京都に向かった梅雪の方へ行きます。
茂兵衛は、穴山衆に最後を告げる仕事があるってことで
一人梅雪たちの方へ
物陰から近づくと、ほぼ全滅。
仲の良かった家老の有泉も刺されてます。
梅雪配下の首を、家康の首、ってウソついて放り投げて時間を稼ぎ
有泉と、配下二人を連れて逃げますが、若手は刺されて死にまして
生存者は有泉だけ。
助けたけど、切腹する、っていうから
嫡子を守るために、梅雪は落ち武者を引き付けるために囮になった
見事なしんがりだった、て言わせます。
そこへ左馬之助が来て、有泉を庇って槍もない茂兵衛を討とうとするから
お前のおやじは卑怯者ではなかった、って。
で、本気で弔ってくれますか、って左馬之助が言うから、本気だって答えたら
左馬之助がやっと、敵討ちをあきらめたようです。
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放置された荷馬にけが人の有泉を乗せていくと
平八郎が、甲賀忍者と一戦交えてました。
茂兵衛が、口車で甲賀を引かせますが
本気にした平八郎が、なぜ合戦しない!って
トホホの茂兵衛です。
☆
家康と合流し、百助が家康に扮します。
毒矢をつく伊賀者は、織田の伊賀侵略で子供たちを殺された男でした。
で、茂兵衛と左馬之助が、鉄砲でしんがりです。
やっと蹴散らして合流したら
服部半蔵の配下が家康を守ってました。
そして家康は、今から火事場泥棒になるって
有泉に梅雪の配下をまとめさせ、甲斐をかすめとる算段です
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武田の旧家臣への懐柔に
家康直下の足軽大将を二人、茂兵衛と善四郎をつける、という厚遇で動きます。
穴山衆は、家康に必死につかえますが
親友?の有泉のために、茂兵衛もいろいろ手助けします。
ですが家康に、所詮は主家(武田)を裏切った者だ、ってクギを刺されます。
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徳川の重臣の百助が、武田に殺され、家康はつぶしにきます。
北条が後ろにいる家でしたが
武田家では、織田信長に追い回されたときにかくまった徳川家。
旧態依然な北条より徳川家、と徳川方の人気が高かった。
中牧城の攻防戦。
元同僚の穴山衆の勧告も聞かずに、開戦。
家康が勝った。
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清州城会議
家康は、信長の仇をとろうとした、って報告があって
面目がたち
信長の後継と目される秀吉が、甲斐と信濃への侵略を許したのね。
で、しばらくの平和が
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辰蔵が男子の赤ん坊を茂兵衛に見せてきます
綾女が生んだ茂兵衛の息子だ、って。
タキには子供がいないし、甥を育てるのを了見したので
茂兵衛の妻には内緒で、息子として育てるって
綾女は死んだ、って言われますが
実は生きていて、二人の女性は愛せない不器用な茂兵衛のために
まわりがついた嘘でした。
って感じで読了。
面白いので、是非読んでください!
三河雑兵心得(7) 伊賀越仁義posted with ヨメレバ井原忠政 双葉社 2021年10月14日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle
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