継母の心得(3) トール 推し本。私の感想レビュー備忘録。人気作も3巻め。悪魔・アバドンの動きが活発に。

推し本。

ネット小説の書籍化です。ネットの方は、一応ハピエンで完結してて

その後のお話が、ネット連載中。

ひたすらに、ノアが可愛くて、継続読みしてます。

継母の心得(3) (レジーナブックス) [ トール ]

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推しのネット小説レビュー | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

継母の心得(3) 目次

継母の心得3

使用人の環境改善プロジェクト

クリシュナ先生の魔法辞書

継母の心得(3) ネタバレ注意

病気で子供が持てない、と宣告された上で

若くして亡くなった前世の記憶を持って生まれたイザベラ

イザベラが転生した先は、マンガの世界で

継母としてノアをいじめる女性でした。

ですが、ノアがあんまりかわいいので、子供好きのイザベラが

全力でノアを溺愛。

結果、ノアもイザベラにべったり。

実の息子でもないノアを愛する美しいイザベラに

女嫌いだった、ノアの父のデュバイン公爵家のテオバルトが

心を開き始め、やがて愛しはじめます。

マンガの世界なので、いろいろ波乱万丈な仕立てがあって

ノアと敵対するはずだったイーニアス第二皇子は、イザベラのおもちゃを通して

マブダチになっちゃうし

イーニアスの母である皇后も、いろいろ苦労しながら息子の庇護を公爵に願い

さらに、悪役だった皇帝が、実は悪魔に操られていた、ってことがわかってきます

悪魔もいれば、聖女も妖精もいる世界です

特に、イザベラが妖精に気に入られて、その姿が可視化して

さらに、公爵まで妖精が見えたりします

そして、妖精同士のやり取りで、遠距離通話ができちゃったり

公爵がイザベラを後妻にしたのは、皇帝のごり押しと、イザベラの実家が

政治的に中立だったからでした。

なので、妻として遇しても、男女の関係を持ちたくない、ってことで

契約魔法とかもしてたんですが

イザベラに惚れ始めた公爵が、その解除を望みます。

イザベラ、びっくりです。

実家が貧しいし、前世の記憶もあって貴族の贅沢を好まないイザベラですが

公爵がイザベラを飾りたくてしかたなく、公爵の想いで侍女たちもアゲアゲで

イザベラはすばらしいドレスを、あでやかに着こなします。

ノアは、イザベラをお花のようだ、っていうし

公爵もべた褒めだし、似た顔の美形に二人がかりで褒められて

イザベラもうれしいですね

イーニアス皇子の5歳の誕生パーティーに

公爵夫妻だけでなく、ノアも招待されるのですが

そのパーティー会場で

皇帝がイーニアスに魔法の披露を強制します

まだ5歳で、加護をもらったばかりで、扱いを失敗すると

暴走で死ぬこともあるのにね。

皇后は止めようとしますが、皇帝がゴリ押しし

急遽披露することに

でも、ノアがイザベラと遊んで覚えた「ほぼカメハメハ」の状態での

魔力循環を、イーニアスも覚えていて、なんと、魔法が大きく正確に発動します!

側室オリヴィアが男子を出産いたしました

悪魔と契約していたオリヴィアは、実の父を悪魔への生贄として

さらなる野望をかなえようとします。

オリヴィアの父の体をゲットした悪魔は

タイラーという貴族の体を捨て、周りの記憶を操作して

タイラーがいなくなったことも、だんだん周りが気にしなくなります

悪魔がオリヴィアにかまけている間に

皇帝にかけられた悪魔の記憶操作がゆらぎはじめ

後宮の結界に向けて、皇帝はイーニアスを連れて逃げ込もうとします

妖精通信でいろいろを知ったイザベラが

皇后にアドバイスをして、イーニアスは皇帝に抱かれた形で逃げ込み

皇后は二人を連れて、馬車で公爵家へと逃げ込みます

呪縛のとけた皇帝は、皇后を溺愛し

イーニアスを愛する、子煩悩なお父さんで

公爵も、これが皇帝の真の姿か、と少しずつ敬愛するようになります

呪縛がとけ、イーニアス以外の皇子、皇女が

じつは皇帝の実の子ではないとわかり(浮気でできた子)

それでも、子供たちを庇護しようとする皇帝は、器の大きい男でした

汚職貴族の大粛清が進む中で

公爵は、イザベラに愛を告げ

イザベラも公爵への想いを告げて、二人は両想いに

ことは致さなかったんですが、公爵のベッドでイザベラが目覚め

そこへ従僕が入ってきたので、まぁ、二人が本当の夫婦になるまで

あと少し、と侍女も従僕たちもホクホクですが

ノアが、お父様がお母さまと寝るなら

ノアもお母さまと寝る、と頑張ります

そしたら、大人げなく、公爵が「イザベラは私の妻だ」って頑張るんで

公爵の親代わりのような執事のウォルトが入ってくれて

子供はすぐに寝ますから、寝たら連れていけばよいのです、って

ふふ

ここは、子育て経験者ならではの書き方ね

イザベラは、前世の記憶で子供のおもちゃや知能玩具に遊具を作って

領内の経済を活性化させてますが

悪魔の話が気になるので、王宮の図書館にも出入りします。

そこで、建国の王子たちが、二人ではなくて3人だった、という乳母の記述日記を見つけますが

その日記は、いつの間にか図書館から消えてました

公爵家は、いろいろ外交も担っていて

隣国のリッシュグルス王国から、王太子が来賓するんですが

直接に王都に来るより公爵領を訪問したい、って

ジェラルド王子と、その兄のユニヴァ王子

血筋の関係で、三男のジェラルド王子が王太子なのね。

王太子は、食事の席に幼いノアの同席を求め

ちゃんと、ノアに話題をふってくれる、よい人でした

さらに、女神、と評判のイザベルのファンで、絵本にサイン下さい、って

ユニヴァ王子は弟をできあいするブラコン男で

さらに王太子への毒は、イザベルたちが飲まされた黒蝶花の毒らしい

ってとこで、本編は次巻へ

書き下ろしは、イザベルが、夢の中でマンガ世界の、意地悪継母だった映像をみるのね

公爵に冷たい目で睥睨されて、悲しくて泣いたら、隣にいた公爵が

起こしてくれて、抱きしめてくれました

ノアも、王太子と仲良くなったけど、一番はおかあさまよ、って

うふ。

こういうとこが、この本の魅力だわ!

環境改善の話は

この世界の侍女や従僕たちの拘束時間とか、いろいろブラックだったので

イザベルが改革に乗り出します

制服の管理や、個室は無理でも、ベッドにカーテンをつけての個室化とか色々ね。

ロフトベッドは、大反響だって

ノアに辞書をあげる公爵です。

イザベルが可愛がるし、ノアとの関係もいい感じですね

って感じで読了

次も読みます(^^)

継母の心得(3)

posted with ヨメレバ

トール アルファポリス 2023年12月22日頃

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