推し本。
初めての作家さんですが、今まで沢山書いている方でした。
パラレルワールドの、明治維新?後の日本の皇室を舞台にしたお話。
皇族たちのお話というより、その側の女官たちの話ね。
当時、学校を卒業した良家の子女は、結婚するしかありませんでした。
母に嫌われ(母本人も明確に自覚はしてなかった)年上の後妻にされそうだった妃奈子は
家から離れるために、宮中女官採用試験を受けます
帝室宮殿の見習い女官 見合い回避で恋を知る!? (講談社タイガ) [ 小田 菜摘 ]
推しの文庫本レビュー | 推し本探ブロ (veteranmama.com)
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帝室宮殿の見習い女官 目次
1~4
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帝室宮殿の見習い女官 ネタバレ注意
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外交官の娘として、海外経験が長かった妃奈子は
日本に戻って、大和なでしこ?として、男性の後ろにいる生活になじめない。
外交官だった父は、妃奈子の闊達さを愛してくれたけど
その父が急死して、海外では鬱だった実母は、日本に戻ると元気になり
今は妃奈子と妹を大事にしてくれてる。
けど、妃奈子の相手は、年よりの後妻。
その結婚を断ることは、親不孝だし、この日本で、その生き方が通ると思えない。
と感じていたら
妃奈子の大叔母から、女官になってみれば、と誘われます。
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現在の帝は、父上の急逝で後継となったまだ少年帝で
後宮には妃殿下がいない
少年帝の摂政となったのは、先帝の妹である涼宮で
この女性が、外国語も堪能な先進の女性なのね
大叔母のツテもあり、英語が堪能な点も涼宮に気に入られ
妃奈子は、女官試験に合格して宮中へ
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さて、妃奈子の母親は、自分でも明確化してなかったけど
妃奈子が嫌いで、妹だけが大事
妃奈子も、うすうす感じていたんだけど、母と離れて
まぁ、離れてもいろいろうるさく言ってくる中で
それをはっきり自覚します
この本では、なんか、そこらへんが、とっても印象的だった。
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側室制度がない外国の皇室とのやりとりとか
神聖なる儀式のあれこれとか
未婚で美人の摂政・涼宮が、写真のアングルでイケメンの官・高辻と噂されて
それを打ち消すために、帽子姿の妃奈子が利用されたこと
でも、ちゃんと理由が分かって、怒りはわかなかったこと
うん、とっても人間ドラマがすばらしいお話でした。
これ、二巻もでるのかな?
人気の作家さんだから、二巻も出そう。
でたら、読みます(^^)
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posted with ヨメレバ
小田 菜摘 講談社 2024年01月16日
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