推し本。
推し作家のカクヨム連載の文庫化二冊目です。
この作家さんの魅力がよく出た作品で、二巻一気読みしました。
特に二巻は、令央と珠珠のハピエン結婚後、があって、堪能しました。
大満足です。
白豚妃再来伝 後宮も二度目なら 二(2) (富士見L文庫) [ 中村 颯希 ]
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後宮も二度目なら(二) 目次
5.ばらすつもりじゃなかった
6,捌くつもりじゃなかった
7,戦うつもりじゃなかった
8,二度目の彼女
9,後宮も二度目なら
エピローグ
書き下ろし
二度目はきっと
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後宮も二度目なら(二) ネタバレ注意
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大烏の主である令央が、ちゃんと後宮に迎えに来てくれたのに
酒の飲み比べをして、夏蓮を助けることで、約束の時間に間に合わず
ちゃんと令央が待っていてくれたのに、勝手に絶望しちゃう珠珠です。
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現在の帝は、とっても残虐らしい
その残虐さを、寵妃ってことで、一手に受けているのが桜蘭らしく
それは、ほとんど人身御供らしのね。
郭武官は、実は皇太子の自誠で、帝の摂政みたいな状況をしながら
後宮から帝を操る太監長の弱点を探してたのね。でも、見つからない
自誠の妹で公主の芙蓉も一緒に動いているけど、それでもダメ、ってのが語られます
☆
さらなる嫌がらせが到着しました。
とっても太った美しい?豚の死体が妃たちの部屋の門前に。
贄の豚を盗んでここに置いた、ってことで
白泉の妃たちを落札しようとするんですが
今回も珠珠が、豚には贄としての焼き印がないから
贄を盗んだわけではない、って。
ほ~。
昔、自分が焼き印押される時の聞きかじりね
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盗品豚ではない、と桜蘭と太監長は納得?して消えましたが
豚を移動させて、門前をキレイにして、儀式に参加せねば落札、ってことで
郭武官を呼びましょう、と他の妃たちはいいますが
郭武官が苦手な珠珠は、豚を捌くのは得意だから!と一人でやると頑張ります。
夏蓮と一緒に短時間でさばいて、今度こそ落札を目指すために一人移動しようとする珠珠。
でも、他の妃たちが、自分たちの舞のメイク他をすませ、珠珠用に沐浴セットまで用意
逃げられなくて、珠珠は泉の側に沐浴場所へ連れ込まれます
☆
さて、郭武官の方が、太監長の隠し持った、国の政治を動かす金印を探し出してました
見つかって、逃げたら、珠珠の沐浴する泉に遭遇
で、自誠を追う刺客たちが、珠珠も襲うので、一緒に撃退してたら、自誠は無事に全部を成敗
珠珠に、自分の身分を明かそうとしますが、珠珠は、聞きたくない、と逃げ回ります。
自誠は、すべてのケリをつけるために、とりあえず戻っていき
珠珠のとこには、令央がきて、いろいろ説明してくれまして
後宮から助け出してやる、っていいますが
珠珠は、桜蘭が弱みとして握られていた手紙を令央が見つけたのを見て
桜蘭を救いにもどります。そして令央も、珠珠の推論で得た帝を惑乱させた毒物の件で、父親たちのとこへ
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とりあえず落札のために、喀血のフリをした珠珠だけど
芙蓉公主に、三人の妃たちが、命がけで皇太子に直訴して
珠珠に毒がもられたのは、あんまりだ、と
後宮の現状を訴えます。
で、こっからクライマックス
桜蘭が白を切るあいだ、こっそり忍び寄った珠珠が
桜蘭が脅されていた手紙を回収したのを見せて、渡して
結果、桜蘭はここで!と太監長を弾劾します
自誠も、この波に乗ります
烏への嘘の命令も、ここで白日に
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珠珠の正体がばれ、桜蘭がなぜ彼女を陥れたのか
自誠が何でも言う通りに、というので、珠珠は桜蘭を花街に落とします
そこでなら、きっと生きていけると思うから
うん、ここらのお互いの裏を読む思いやりが、とてもいいです
ぜひ、本編を購入して読んでみてください。
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エピローグは、一件落着して
珠珠が、ちゃんと門から令央と一緒に帰還するとこから
自誠は、珠珠を取り戻す気満々で、令央には「預ける」というけど
令央も、戻す気ないし、自誠をちゃんと帝だとも、まだ認めてない、って
ほほ
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帰り道、令央くんが、ちゃ、っと珠珠にキスしますが
令央君の想いに気付いていない珠珠は、こういうことはダメだ、というので
続きは地元に戻ってからな、って
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カクヨミ、ではここで終わっていたようですが
書き下ろしはその後、地元に戻った二人の話です。
珠珠に忠誠を誓った夏蓮は、下女としてついて来てまして
珠珠が令央を、完全には受け入れてないので、令央には反抗的で
で、令央の片腕の宇航が、不器用な令央のことを教えてやりまして
その頃には、やっと珠珠も令央の想いが思い至りました、って。
うん、珠珠も、令央が嫌いではなかったのね
自誠に触られるのはダメでもね。
書き下ろしの色々ハピエンのとこは
ほんとに良い感じなので、是非本編を購入して読んでください
私もリピ読みしてます。
って感じで読了
とっても推しです(^^)
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posted with ヨメレバ
中村 颯希/新井 テル子 KADOKAWA 2022年01月15日頃
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