策謀(警視庁追跡捜査係)(2) 堂場瞬一 推し本の感想レビュー備忘録。国際手配犯の帰国。

推し本。

夫の本棚に最新の二作があって

1作目はテレビドラマ化されたのをみて

2作目がこれです。

最新刊で、沖田の恋人の話がでてますが

そのお相手は、1巻で事件で知り合った息子を持つシングルマザー。

2巻でも、順調に恋愛してます(^^)

ネタバレ注意

策謀 警視庁追跡捜査係 (ハルキ文庫) [ 堂場瞬一 ]

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推しの推理小説レビュー | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

1~12章

このシリーズは、頭脳派の西川刑事と

脳キンの沖田刑事が、それぞれ扱う事件を糾明すると

なんと、二つの事件に共通項がみつかり

最終的には、二人で謎解きして解決する、って流れです。

1巻の時もそうでしたが

2巻の本作も、ちょっと犯人の背景が可愛そうなのが

読後感がすっきりしない要因かな~。

謎解きそのものは、とってもおもしろいので

読んでると、サクサク一気に読んじゃいますけどね。

殺人の疑いをかけられた議員秘書の船田。

すぐに海外に渡航しちゃったので、国際手配されてました。

その男が、実名で帰国する、とフライト記録で通報が入ります

韓国からだったので、整形手術をしたのか、と思われましたが

空港では、本名のママ、顔も変わらず、ただ、刑事を見て逃げましたね。

拘留期限ぎりぎりまで、粘る船田。

その上、どうも起訴の内容に不具合があって、本人は犯行を否定し

その否定を物証で崩すはずが、甘い。

何故甘い捜査になったか、というと

同じ日に、近くの渋谷の雑居ビルでビル火災があり

10人以上も死んでるからです。

その放火犯も、現在見つかってなくて、そっちはに沖田がおっかけてる。

で、いろいろ探りまわっていると

火災の被害者だったビルオーナーと船田が

一緒にいた、って目撃情報が。

そして、船田が使えていた議員は、土地ころがしで裏金を得ていたようで

ただ、その書類は見つかっていない。

まぁ、書類は船田が知人のビルオーナーのとこに

こっそり置かせてもらってたけど、それがばれて

総会やに脅されそうになり、一括焼き払おうとしたら

不運が重なって、人が大量に死んじゃった、って

そして、船田とオーナーは実は親子でした、という

いろいろ船田の過去が不憫なのと

船田が殺した相手が放火犯だったりと

まぁ、いろいろ面白かったです。

ぜひ、本編を購入して読んでみてください。

二つの事件が合流するとこが、とってもエキサイティング!

推し

策謀posted with ヨメレバ堂場瞬一 角川春樹事務所 2011年01月 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle

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