推し本。
今大河でやってる徳川家康の配下のお話です。
豊臣秀吉は、配下への分配のためにも、北条を喰わねばなりませんでした
家康は、北条に娘を嫁にやっているし
昔、駿河の今川で一緒に人質生活をしていた朋もいるし
いろいろ助けたくて、調停者に茂兵衛を選ぶわけです。
ネタバレ注意
三河雑兵心得（12） 小田原仁義 （双葉文庫） [ 井原忠政 ]
三河雑兵心得（井原忠政） | 推し本探ブロ (veteranmama.com)
推しの時代小説レビュー | 推し本探ブロ (veteranmama.com)
☆
序章・開戦前夜
1，山中城の落日
2，奇妙な戦場・・韮山城攻め
3，七郎右衛門からの書状
4，戦後処理
終章、再会
☆
北条攻めがはじまりまして
一応開戦前に、家康としては娘の嫁ぎ先でもあり
回避を狙いますが
秀吉は許さず、戦となります。
本丸である小田原城は秀吉と家康が構えますが
周りの支城を配下たちが落としていく。
その中の一つが、家康が、共に人質時代をすごした
親友ともいうべき北条氏規がいて
この人の降伏条件が
北条家で犬猿の仲である奴が降伏か落城してから、って
で、いろいろあって、そいつが城を出たので
氏規は降伏しまして、家康とは涙の再会です。
ただ、秀吉は根性が悪いから（この本では悪役ね）
氏規と仲のよい兄二人の切腹の介錯を、氏規にさせます。
いやらしい。
兄貴二人は、名家の出で同道と笑って死にますが
残された氏規はそうはいかずに、追い腹きる、ってとこを
茂兵衛がとめます。
ここらは是非、本編を購入して読んでみてくださいませう。
うまい
☆
家康の娘ムコである北条氏直を、氏規を茂兵衛が警護して
駿府へとつれていくところを、なんと襲撃されます
その乱戦の中で、茂兵衛の妹婿であり、重要な部下である木戸が撃たれ
重症だから、茂兵衛が駿府で医者を探して走ると
途中の寺に高貴な女性のものらしい輿があったので
そこに医者がいるかも、と駆け込みますが
そこで再会したのは、茂兵衛の初恋の人で、死んだと知らされていた綾女でした。
☆
お～、すごい終わり方だ
次巻が楽しみだ～
☆
三河雑兵心得（12） 小田原仁義posted with ヨメレバ井原忠政 双葉社 2023年09月13日 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle
★
☆
☆
この記事が、読みたい本を見つけるヒントになったよ～、とポチして下さるとうれしいです 。
このブログは、読了した本のプロモーションを含んでおります。