ふつつかな悪女ではございますが(6) 中村颯希 推し本の感想レビュー備忘録。「さんぎょう礼」後編。

推しのネット小説。

2冊で1エピが続いてまして

本作も、5巻が前編で6巻が後編です。

雛女の資質を比べ、五家で序列を決める「さんぎょう礼」

黄家の玲琳がトップと思いきや

藍家、金家、の妃が、配下である雛女を圧迫支配して

玲琳を陥れようとし、結果、朱家の慧月が巻き込まれたもんだから

慧月を大事に思う玲琳の怒りを買います。

で、古井戸に落とされた玲琳を助けるために

禁じられていた入れ替わりを大なった慧月ですが

玲琳が元の体に戻りたがらないので、体力のない玲琳の中に慧月が

元気いっぱいの慧月の体の中に、沈着冷静にして怒り沸騰の玲琳が

入ることとなって、6巻です。

ネタバレ注意

ふつつかな悪女ではございますが6 ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~ (一迅社ノベルス) [ 中村 颯希 ]

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1,玲琳、真似る

2,慧月、やらかす

3,玲琳、忍び込む

4,慧月、凄む

5,玲琳、叱る

6,玲琳、演じる

さんぎょうれい、とは

雛女の序列を決める中間審査です。

びりけつ、ほぼ決定の慧月は

トップの玲琳に教授を頼みますが

いろいろあって、ふたりは喧嘩に

お互い、友達が初めてだから喧嘩も初めてで

仲直りもできない時に

玄家の雛女の歌吹が、玲琳を、姉の舞照を殺した犯人と間違えて

ぶん殴って空井戸にすてる、って事態に

慧月の炎術でかろうじてつながった玲琳を

慧月が魂交換の術で救います

救われた玲琳ですが、丈夫な慧月の体を返さずに

復讐に走るもんだから

入れ代わりを禁じている王太子のとこに連れてかれた慧月は

蒼白でありまして、顛末を吐かされます。

慧月の体で無双しちゃう玲琳は

歌吹を手助けして、舞照が殺された真相をさぐりあてます。

でも、その真相はすでに、黒家の今の妃である豪雪がすでにつかんでいて

あとは、犯人である祈祷師と、藍家、金家、の妃を処分するばかりでした。

雛の歌吹の手を汚させたくなかった、という黒家の妃

という風に、すべてのことが集積していく中

皇帝に雛女たちで捧げものをして

その優劣を競う、という、最後の審査が始まります。

虚言の神通力を使って、権力と財宝を得ていた祈祷師。

で、雛女たちからの品の献上の際に

嘘を言って、玲琳を落としいれようとしますが

慧月のちからで、やけどを得て、慧月が手当を申し出ます。

雛女たちが共同で作り上げて捧げたのは魔鏡で

その光のさきには炎がゆらぎ

その炎の中には、祈祷師と慧月のやりとりが浮かびます。

慧月の炎術ね

ここらは、クライマックスなので、是非、本編を購入して読んでみてください。

皇帝は、道術を禁じてますが

炎術が道術ゆらいであると気づいてます

が、今は悪を成敗するのが先と処分を保留

そして、雛女たちに褒美には何が欲しいか、と

頭の回る芳春が指名を受けて、悪しきものだけで、縁者には不問を、と

つまり、祈祷師と共謀していた金家、藍家の妃だけの処分を、って。

という風に、悪党にはざまあをぶっこんで、今回も終了です

ただ、玲琳の体に慧月が入ったままで、皇帝から道教の扱いが禁じられたので

玲琳と慧月は、元にもどれなくなったみたい。

次巻も楽しみだな~

ふつつかな悪女ではございますが6 ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~posted with ヨメレバ中村 颯希/ゆき哉 一迅社 2023年04月04日頃 楽天ブックスAmazonKindle

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