ふつつかな悪女でございますが(5) 中村颯希 推し本の感想レビュー備忘録。「さんぎょう礼」開幕

推し本。

人気のネット小説の書籍版が早くも5巻。

1~2

3~4

5~6という風に、前後篇ではないですが

今までほぼ、2冊で1エピとなってます。

今回も、5巻が10月、6巻が4月。

で、私的には、6巻が出てから一気読みしたかったので

放置してました。

今回も、面白かったですよ~。

ネタバレ注意

ふつつかな悪女ではございますが5 ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~ (一迅社ノベルス) [ 中村 颯希 ]

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1,それぞれの夜

2,玲琳、花を表す

3,玲琳、沈む

4,玲琳、喧嘩する

5,玲琳、こじらせる

6,慧月、逆上する

7,玲琳、死を覚悟する

体が弱く、すぐ死にかける玲琳のモットーは

体力と根性があらゆる人の営みの基本。

ということで、玲琳にいろいろな手ほどきを願っている慧月は

本日も玲琳に鍛えられて、文句たらたらです。

指南を求めているのは

近々おこなわれる「さんぎょう礼」の備えてのもの

雛女の資質を計るための大事な儀式です。

玲琳にとっては、慧月の反抗、悪口色々は

あまがみのようなもの、なのね。

すごい

金家の雛女の清佳。

今の金家の妃である麗雅をバカにしてたんですが

今の権力を持つ麗雅に、下品な男に下げ渡してやる、と脅されてビビッてます。

藍家の妃の徳妃は、

かよわい少女を装って、裏でほくそえんで悪知恵をめぐらせていた芳春を、

殴る、って暴力で押さえつけます

それぞれの妃が、自分とこの雛を虐待して支配下においてるのね

玲琳は黄家の者で

その特筆は、溺愛。

慧月と入れ替わり、知り合ってからは

一生懸命だけど空回りして、手をかけないとへこたれる慧月のことが

とってもお気に入りです

手間をかけられる相手を溺愛する性質なのね~

さんぎょう礼に、それぞれの雛女がお披露目しますが

柱が倒れたり、いろいろと妨害が入り

玲琳は慧月を庇ったりしまして

自分はともかく、かわいい慧月を的にするなんて、とお怒りです。

で、最初は雛女としてライバルの、清雅と芳春を疑うんですが

どうも、それぞれの親玉である妃の方が怪しい、と気づきます

さて、さんぎょう礼には

祈祷師が出張ってきていて、この人の発言力が大きい。

ただ、道教の使い手(いれかわりとかね)である慧月からみると

この祈祷師は詐欺師だ、ってことらしい

力の片りんを感じられないのね。

でも、祈祷師がいろいろいうと、雛女の人生がかわっちゃう。

慧月を庇ったりして、頑張る玲琳ですが

冷たい湖に沈んじゃったりして、慧月は心配でいてもたってもいられない。

でも、素直に心配できなくて

怒鳴り散らし、怒り散らしてしまう慧月。

慧月の悪口三昧を、あまがみ、として受け入れていた玲琳ですが

きらい、と慧月に言い切られて、動揺します。

ふたりとも、友達いないから、けんかの仕方がわからない

仲直りの仕方もわからないのね

そんな中、玄家の雛女である歌吹が、先に後宮にあがり亡くなった

舞照姉の死の真相を探っています。

慧月に、嫌い、と言われて落ちこんだ玲琳のために

玲琳の兄二人、玲琳を愛する皇太子が慧月に、

歩み寄ってやってくれ、と言いますが

慧月はさらに怒り狂います。

あなたたちが守るとか、意志を尊重するとかいって甘やかすから

玲琳は無理をして死にかけるんだ!って

で、玲琳に腹が立つ、といいながら、玲琳のことを心から思う慧月に

まわりがほっこりしちゃうんですが

ここらのやりとりは、是非本編を購入して楽しんでください。

良いです。

で、仕方がないから私の方から謝ってあげるわ、と慧月が玲琳を探すと

玲琳を姉の仇、と間違えた歌吹に、玲琳はカラ井戸につきおとされて

死にそうでした・・。

なんとかつながった炎術で会話しながら

慧月たちは必死に玲琳を探し

なんとか古井戸でひん死の玲琳を探し出します。

でもって、最後の炎術で

慧月は玲琳と入れ替わるのでした!

ひん死の玲琳の体に慧月が、玲琳は、古井戸の外の慧月の体へ

慧月という元気な体を手に入れた玲琳は

侍女たちをてきぱき采配した上で

さぁ、入れ替わりを、という慧月を無視し

これから元気な体で報復させていただきます、って

ね~

だから、継続巻が出てからじゃないと、買えないのよ。

今回は、5巻と6巻を同時に買ったから、一気読み出来てよかった。

5巻、こんなとこで終わられたら、次が出るまで辛いじゃない!

ということで、このまま6巻読みます。

ふつつかな悪女ではございますが5 ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~posted with ヨメレバ中村 颯希/ゆき哉 一迅社 2022年10月04日頃 楽天ブックスAmazonKindle

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