推しのネット小説。
2冊で1エピが続いてまして
本作も、5巻が前編で6巻が後編です。
雛女の資質を比べ、五家で序列を決める「さんぎょう礼」
黄家の玲琳がトップと思いきや
藍家、金家、の妃が、配下である雛女を圧迫支配して
玲琳を陥れようとし、結果、朱家の慧月が巻き込まれたもんだから
慧月を大事に思う玲琳の怒りを買います。
で、古井戸に落とされた玲琳を助けるために
禁じられていた入れ替わりを大なった慧月ですが
玲琳が元の体に戻りたがらないので、体力のない玲琳の中に慧月が
元気いっぱいの慧月の体の中に、沈着冷静にして怒り沸騰の玲琳が
入ることとなって、6巻です。
ネタバレ注意
ふつつかな悪女ではございますが6 ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~ (一迅社ノベルス) [ 中村 颯希 ]
ふつつかな悪女ではございますが | 推し本探ブロ (veteranmama.com)
中村颯希 | 推し本探ブロ (veteranmama.com)
推しのネット小説レビュー | 推し本探ブロ (veteranmama.com)
☆
1,玲琳、真似る
2,慧月、やらかす
3,玲琳、忍び込む
4,慧月、凄む
5,玲琳、叱る
6,玲琳、演じる
☆
さんぎょうれい、とは
雛女の序列を決める中間審査です。
びりけつ、ほぼ決定の慧月は
トップの玲琳に教授を頼みますが
いろいろあって、ふたりは喧嘩に
お互い、友達が初めてだから喧嘩も初めてで
仲直りもできない時に
玄家の雛女の歌吹が、玲琳を、姉の舞照を殺した犯人と間違えて
ぶん殴って空井戸にすてる、って事態に
慧月の炎術でかろうじてつながった玲琳を
慧月が魂交換の術で救います
☆
救われた玲琳ですが、丈夫な慧月の体を返さずに
復讐に走るもんだから
入れ代わりを禁じている王太子のとこに連れてかれた慧月は
蒼白でありまして、顛末を吐かされます。
☆
慧月の体で無双しちゃう玲琳は
歌吹を手助けして、舞照が殺された真相をさぐりあてます。
でも、その真相はすでに、黒家の今の妃である豪雪がすでにつかんでいて
あとは、犯人である祈祷師と、藍家、金家、の妃を処分するばかりでした。
雛の歌吹の手を汚させたくなかった、という黒家の妃
という風に、すべてのことが集積していく中
皇帝に雛女たちで捧げものをして
その優劣を競う、という、最後の審査が始まります。
☆
虚言の神通力を使って、権力と財宝を得ていた祈祷師。
で、雛女たちからの品の献上の際に
嘘を言って、玲琳を落としいれようとしますが
慧月のちからで、やけどを得て、慧月が手当を申し出ます。
雛女たちが共同で作り上げて捧げたのは魔鏡で
その光のさきには炎がゆらぎ
その炎の中には、祈祷師と慧月のやりとりが浮かびます。
慧月の炎術ね
ここらは、クライマックスなので、是非、本編を購入して読んでみてください。
☆
皇帝は、道術を禁じてますが
炎術が道術ゆらいであると気づいてます
が、今は悪を成敗するのが先と処分を保留
そして、雛女たちに褒美には何が欲しいか、と
頭の回る芳春が指名を受けて、悪しきものだけで、縁者には不問を、と
つまり、祈祷師と共謀していた金家、藍家の妃だけの処分を、って。
☆
という風に、悪党にはざまあをぶっこんで、今回も終了です
ただ、玲琳の体に慧月が入ったままで、皇帝から道教の扱いが禁じられたので
玲琳と慧月は、元にもどれなくなったみたい。
次巻も楽しみだな~
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ふつつかな悪女ではございますが6 ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~posted with ヨメレバ中村 颯希/ゆき哉 一迅社 2023年04月04日頃 楽天ブックスAmazonKindle
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