転生令嬢と数奇な人生を(6) かみはら 推し本の感想レビュー備忘録。ハピエンで完結。すごいシリーズだった。

推しのネット小説の書籍版

推しなんですが、けっこうドロドロで・・、すごく面白かった。

ネタバレ注意

転生令嬢と数奇な人生を6 恋歌の行方 [ かみはら ]

転生令嬢と数奇な人生を | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

推しのネット小説レビュー | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

転生した、って言っても、カレンは、初期の頃はチートはなく

辺境に嫁いだら侵略受けて、身近な人間が虐殺されて

自分も危なくなったとこを助けられ

その後は、隣国へ移動しますが、ここで再会した転生仲間の親友は

チートを持つ天才魔術師なんですが、その分嫌われて

カレンの目の前でひん死となり、彼女の願いで、カレンがとどめを刺します

壮絶。

親友の残した力をカレンが引き継いでからは、チート的能力となりますが

帝国の帝王が狂った男で、その側近も壮絶で

ふつ~の生活してれば、トップが安定してればいいんですが

貴族社会としては、帝王に目をつけられると、塔から突き落とされたりするのね。

そんな中、カレンを助けてくれるのは

次期帝王を目指していたライナルトで

彼にこっそり惹かれていたカレンですが

ライナルトは生い立ちのせいもあって、人間の情感が欠落していて

でもそんな彼が、カレンといるとほっこりする、っていう感覚を持ち始め

そこらはとっても恋愛ものなんですが

その割には、周りの殺しとかいろいろが殺伐としてます。

そして、まだ政敵がどっちゃりいる段階で

うっかりライナルトが、カレンを皇后にしたい、とか漏らすから

カレンが政敵に拉致監禁されます。

こっからが6巻の話で

この拉致監禁の描写が、これまたhardで・・。

最終的には、カレンは処女のまま救い出されますけど

トラウマは持っちゃうし、すんごいのよ

という中で、ライナルトはカレンに求婚。

カレンは、皇帝の妻なんて絶対ダメ、と逃げ回りますが

まあ、ライナルトは用意周到な男なので(庶子扱いの中で帝王レースを勝ち抜いた男)

がっつりカレンの外堀を埋めて、最終的にはハピエンです。

ただ、カレンが生きている間はいいんですが

カレンが先に死ぬと、ライナルトは、周りの心ある側近の諫言を無視し

諫言する奴を殺し、孤独の中で死ぬらしい。

そんな未来をみちゃたカレンが、なんとかしなくちゃ、ってとこで終わってます。

その後、ネットの方では番外編みたいに継続が出てますが

私はもう、ここまででいいかな。

おなか一杯。

とっても面白かったんですが、ハードな展開なので

何度も読み返すのは、つらいかも。

でも、名作であることは間違いないです。

推し

転生令嬢と数奇な人生を6 恋歌の行方posted with ヨメレバかみはら 早川書房 2023年03月07日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle

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