八男って、それはないでしょう!(24) Y・A 感想レビュー備忘録。嫁が4人増える結婚式&甥っ子の男気。

ネット小説の人気作。

ネットの方は、完結してます。

その後、漫画化され、アニメ化されてますね。

完結近くの後半は、けっこうグタグタで、あんまり印象が残ってないんですが

書籍化で、なんか、読みやすくなってる?

おすすめ。

八男って、それはないでしょう! 24 (MFブックス) [ Y.A ]

1,結婚式とハグレ魔族

2,山小屋経営はやり方次第

3,助っ人任務

4,とある貴族の生存戦略

5,絶対零度(?)のアモス

6,紛争の終わらせ方

7,ホールミア辺境伯家騒乱

魔族との交渉が進まない間にも

魔族は、越境してくるし

ヴェルは、魔王とお友達?なので、魔族の国でに粗大ごみとかを買い取り

広大な領地経営に役立ててます。

そんなヴェルのやり方をまねて

王国の皇太子とか、帝国の帝王とかも、ひっそり魔族の品やそれぞれを

便利使いしとります。

なんて話が、既刊にありまして

本作では、ヴェルのとこの生徒だった女性と三人と

隣接で、もとは寄り親でもあったブレイヒレーダー辺境伯の妾腹の娘・フィリーネとの、合計4人が側室に加わる結婚式が行われます。

ちゃんと、側室として迎えられるので、倫理的ではない、ってこともなく

基本、三人は魔法が使えることから囲いこむための結婚だし

(ただし、三人ともヴェルが好きで、結婚したいから問題なし)

フィリーネも、これは隣接貴族との政略結婚で

(フィリーネも、ヴェルのとこの妻たちと仲良しなので、他のとこに政略結婚させられるより、ぜんぜんハッピー)

まぁ、外野的思惑の他に、当人同士の希望も叶うという、満点の結婚ですね。

そんな結婚式後の新婚なのに、ハグレ魔族が、貴族のとこに雇われるって事態が頻発

ハグレ魔族は、こっちのことが分からないので、貧乏貴族に安く使われ

貧乏貴族は、臨時しか雇えないので、いろいろ齟齬があり

紛争地に魔族がいるらしい、と知らされると、ヴェルたち王国の凄腕魔法使いが

説得して回収する、ってことをします。

流石に、新婚さんはかわいそう、ってことで

ヴェルは外されますけどね。

新婚旅行はどこに、って話から

山崩れで上がれない山の、山小屋がある、ってことで

魔法使いで、瞬間移動とか、空中移動とかできる、4人の若妻とヴェルが

そこへおこもりです。

山崩れも、土魔法でさくっと解消して

水をひいたり、おにぎりつくったりして楽しんでいたら

軍の行軍練習地だったらしくて、彼らが客となり

近郊の散歩コースってことで、一般も増えて

結果、山小屋は大盛況ですね。

これ、おもしろい話だったわ

さて、ヴェルの長兄は、いろいろ画策して自滅してまして

長兄の嫁だったアマーリエは、いろいろあってヴェルの側室になってます。

結果、アマーリエの二人の息子(ヴェルの甥)も、ヴェルの庇護下にあるんですが

アマーリエの実家に隣接するブレンメ男爵家ってのが

アマーリエの実家にいろいろちょっかいをだすので、ヴェルが動きます。

ブレンメ男爵家は、代々の男子がへっぽこで

娘のイバンカだけがまともで、アマーリエの長男のカールと文通して窮状を伝え(男爵家がアマーリエの実家に攻め込むって内通したのね)

で、いろいろありまして

カールとイバンカは上手にまとまり

まだ若い(中学生くらい)甥っ子のリア充に、悔し涙にくれながらも

ヴェルは問題解決します。

こっちが収まった、となったら

今度はホールミア辺境伯爵のとこでお家騒動がはじまり

カールのとこでいろいろ手回ししたときに

敵にしちゃった王国の官僚がうごいちゃって

ヴェルが大事にしてる、部下で親友のエルに、実家に帰って継げって言い出します。

さて、この苦境をどうすべきか

そして、既刊の中で語られていた

魔族のマッドサイエンティストたちが

北の国から、昔の気象兵器を持ち帰り

これがそろそろ、伏線回収される雰囲気です。

って感じで読了。

なんか、おもしろくなってきたわ(^^)

八男って、それはないでしょう! 24posted with ヨメレバY.A/藤ちょこ KADOKAWA 2021年12月24日頃 楽天ブックスAmazonKindle

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