狂う潮 新・酔いどれ小藤次(23) 佐伯泰英 感想レビュー備忘録。川の氾濫&船上の対立。

大好きなシリーズです。

7月8月と新刊が出て、完結だそうです。

ひと段落ですね(^^)

最近、井原忠政、という気鋭の時代劇作家を見つけたので

佐伯泰英作品が終わるのは寂しいですが

そちらにシフトしたいと思います(^^)

狂う潮 新・酔いどれ小籐次(二十三) (文春文庫) [ 佐伯 泰英 ]

11、三十石船

2,季節外れの野分

3,瀬戸内海船旅

4,三島丸の不穏

5,先祖の島

参勤交代に誘われて

おりょうさんを連れて、三河の国の薫子さんのとこへ。

そこで、酒乱の父親に売られそうだった薫子を助けて

先を急ぐ小藤次と駿太郎は、大阪へ。

その川下りで、季節外れの野分(台風?)がきて

屋根船だった小藤次たちの船で、巻き込まれた他の人を助けたり

剣舞を奉納して嵐を治めたりします。

大坂からは、瀬戸内海を渡る船に乗り換え

駿太郎は、身体を動かすってことで船乗りたちにかわいがられ

でも船の中は

森藩のお殿様がいるのに、派閥が二つに割れて

駿太郎と一緒に修行していた一郎太が後ろから殴られて?昏倒。

駿太郎に抜刀して、コテンパンにされた弁松が、船から落とされる、って事件が起きます。

森藩の内紛を治めるために、小藤次親子を呼びつけたらしいお殿様。

小藤次は、自分だけならともかく、駿太郎まで巻き込まれて、憮然です。

って感じで読了。

船旅が終わり、森藩にたどり着いて、最終的には江戸に戻るのだと思いますが

あと2冊で終わるか?

と、ちょっと不安の中で、次巻も読みたいと思います。

狂う潮 新・酔いどれ小籐次(二十三)posted with ヨメレバ佐伯 泰英 文藝春秋 2022年06月07日 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle

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