ティアムーン帝国物語(7) 餅月望 推し本の感想レビュー備忘録。 ペルージャン農業国へ

推し本。大好きなシリーズです。

他にも色々読む本があって、間があいちゃいましたので

自分が前に書いた、備忘録レビューのネタバレを読み返しました。

ウン、いつもとっても面白い(^^)

ネタバレ注意

ティアムーン帝国物語7 ~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~ [ 餅月望 ]

ティアムーン帝国物語(餅月望) | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

第3部

第4部~31話まで

イエロームーンのシュトリナが無事に救出され

ほっと一息してますが

ミーアが始めた学園では

ベルマン子爵がミーア像をつくると聞いて、ミーア、まっさおです。

嫌だって。

あと、ミーアのお誕生日会

貴族は、見栄はって用意して、余らせて捨てるんですが

今年のミーアは、皆でおなか一杯になる、って命じます

(命じるのは王様だけどね)

だから、庶民は貴族のふるまい料理で、タダで楽しめるの。

良かったね。

さらに、誕生のパーティーには

サンクランド王国の第一王子のシオン王子が参加するし

レムノ王国の第二王子のアベルが参加するし

聖女ラフィーナも参加しちゃう。

ミーアは、旅行中に太ったから、締まって見える紫のドレスを

メイドのアンナが用意してくれて、ミーアもるんるんで着るんですが

実は紫は、至高の色で、女帝になる気満々か?!と外交的には見られます。

エメラルドお茶会を開くように頼んだミーアです。

月光会。それは、4代公爵家とミーアだけのお茶会。

そこでミーアは、混沌の蛇、への情報を共有します。

そしてミーアは、転移してきた孫娘のベルの話から

女帝にならないと暗殺されちゃう、って聞いていて

もう、女帝になるしかない?って感じです。

ルードヴィヒの師匠の賢者ガルヴは、今はミーアの才能を愛でてくれてて

まぁ、賢者の誤解というか、考えぎで

実際のミーアは考えナシなんですが

とりあえず、ガルヴを、ミーアは自分の創設した学院のトップに招へいできてるし

賢者と学者、の現在の学びのシステムを、きっちり学院に移行するって発想に

ルードヴィヒはご満悦で、後押しします

学院には、ルールー族という

ミーアと交友を結んだ一族が、一族のご神木を彫って

ミーア像を作ってくれていたので、今さらキョヒれませんでした・・。

そして、冷害?が近づいている中で

ミーアは、未来でみた飢饉からの帝国革命、ギロチンの流れを変えるべく

学院での小麦の品種改良(冷害につよいやつ)をすすめていきます。

ペルージャ農業国は、皆の腹をみたしながら

混沌の蛇の政策で、農業蔑視思想が蔓延する中で、いつも苦しい想いをしてました。

今、学園でミーアを知ったペルージャの王女たちの進言も

父王にはとどかない・・。

新学期の学院で

生徒会長となったミーアは

「パンケーキ宣言」をぶち上げます

おなかが減っている人がいたら、自分のパンケーキを譲ってあげましょ~

という、互助会的な発想ですが

これがのちに、飢饉となった時にも忠実に守られていくのね

飢饉を前にして、先物買いで穀物を買うように命じたミーアと

それを果たしたルードヴィヒですが

結果、協力してくれたマルコが、疲弊して倒れちゃうのね。

マルコを締め付けたのが、シャーロックという商人で

前世でシャーロックに門前払いされたミーアは

今度は、シャーロックをぎゃふんといわせる、とガンばります。

タチアナという、ミーアと同じ学院の子がいて

この子が平民で奨学金をもらってる、ってことで

いじめられていたので、それを見たミーアと聖女が釘を刺します。

結果、タチアナへのいじめはなくなるんですが

このタチアナへの奨学金をだしたのが、シャーロックでした。

今は、悪徳商人のシャーロックですが

頭角を現した若い頃は、人のためになりたい、って考えていて

その頃作って、放置していた奨学金制度が、継続してたのね。

そして今回のペルージャ訪問で、タチアナは恩人のシャーロックに会えることを

とっても楽しみにしてました。

ペルージャ王国王女で、ミーアがお友達指定してるラーニャ王女は

国内で国民に愛されていて

そんな王女とミーアの、果物への食いつきぶりがそっくりで

国民は、皇帝皇女のミーアへ、親近感を持ちます。

王女が迎えに来てくれて、ミーアは、武力に対応してない

平城の王城へとたどりつきます。

そして、貴人への対応として

小麦を城への道に敷きつめて、歓迎するのね。

ちょっと特異な歓迎方法なので、田舎くさい、と帝国貴族に

さんざん馬鹿にされてきた伝統ですが

飢饉がくる、って知ってるミーアには、そんなもったいないことはできない。

でも、相手の伝統も否定できない

ってことで、ラーニャ王女とともに、靴をぬいで、小麦の道を歩き出します。

大事な小麦を大事にしてくれる姫様に、民衆は大喝采ですね。

飢饉を前にして、穀物をもつペルージャンとの信頼関係を回復する

それが、ミーアの本音です。

そして、王の開いた晩餐会で、シャーロックが、肥満による体調不良で卒倒

タチアナの介護で回復し、自分が忘れていた奨学金制度に助けられたことや

いろいろで、反省しちゃうシャーロックは

ミーアのセーフティネットの一翼となります

マルコは、なんとか体調を戻しますが

父を心配する娘のクロエが、大商人とはいえ、平民の身でありながら

ミーアや聖女や王子たちと、しっかり友人であることに驚きます。

ミーアがばらまいた交友関係が

ミーアネットとして、飢饉に苦しむ民たちを助けていくのね

ネット小説って、ながくなりすぎる作品が多いけど

本作も、正直いって、長すぎる感じがする・・。

ただ、最終的には、飢饉に苦しむ民を救いたい、ってのが根底にあるから

(ミーアがギロチンになるのも、困るけどね)

多少長くなっても、読んでいけますね

(軸がぶれない)

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