後宮の烏(6) 白川紺子 推し本の感想レビュー備忘録。 次巻でラスト。寿雪の出自はバレたけど。

大好きなシリーズ。

最新刊でてすぐ読んでたんですが

ブログに書くのを忘れてました。

次巻、7巻で終了だそうです。

後宮にいる不思議な力を持つ后・烏妃「寿雪」

それは、代々、魔力でしばられた存在でした。

新月のたびに、くるしい思いをしながら生き抜くのは大変で

そんな理由とか、色々も、寿雪が当主?になってから

だんだんわかってきたのが、既刊です。

後宮の烏 6 (集英社オレンジ文庫) [ 白川 紺子 ]

後宮の烏(白川紺子)(完結) | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

血の縁

冬の咎人

海より来たりて

血の鎖

今の皇帝は高峻。

烏妃の寿雪がお気に入りだけど、友として遇してます。

寿雪は、前の王朝の生き残りです。皇族とかじゃなくて、町の遊女を母に生まれた、落としだね。血族の証は銀髪。寿雪は、先代の烏妃・麗嬢に拾われ、愛され、慈しまれ、髪を染めて、烏妃として生きる道を残してもらいました。

烏妃は、王城から出られないのね。結界があるから

でも、高峻は、それを破壊するように烏妃たちに命じます。

結果、歴代の烏妃のゾンビ?が怒涛のごとく現れ

烏妃を襲うわけですが、

その中に、寿雪の愛する麗嬢の姿もあって、寿雪は怒りくるい

結界は消えますが、寿雪は、身体を残して精神は黄泉の世界へ

結界が壊れ、烏妃の中のカラスが目覚め、肉体の本来の主の寿雪のこころがふっとばされた、って感じです。

さて、カラスは神様です。

カラスの兄にフクロウがいて、この世に色々干渉した結果、流罪になったんだって。そんなことを、高峻に教えてくれます。

カラスも、本来流罪になっていて、話ができるのが巫女だけだったのね。なので、その巫女に捕まっちゃった。巫女は愛する男王のために、力あるカラスを封じて、閉じ込めてました。それが、後宮の烏妃です。

ゾンビの山は、人の目に見えたので、寿雪が、化け物を退治した美しい巫女、ってことにしました。

さて、寿雪の中のカラスは、結界も壊れたし、半身を取り戻したら、寿雪の中から出ていくし、自由になる、っていうから

高峻は、さっさと半身を取り戻して、寿雪から出て欲しい、と

利害は一致です。

さて、はじき出された寿雪の魂を戻すには、血縁者の声が必要です。

天涯孤独の寿雪に、そんな相手はいない、と思われましたが

実は、宦官の衛青は、寿雪の異母兄でした。で、呼び戻します。

あの世で寿雪は、烏を閉じ込めた巫女のこうしょう、に出会います。

こうしょうが愛していたちょうか、は、こうしょうの愛が重くて、転生しない術をほどこしていたのね。

こうしょうの愛って、ほぼストーカーだからね。

この世に呼び戻された寿雪は、高峻が、半身を取り戻すために動き出したと知らされます。

ただ、半身をとりもどしたカラスは、怨敵のカメと喧嘩する気が満々で

そうなると、怪獣大戦争のような感じで、海底火山が噴火するようです・・。

人間界の方では、高峻の政権も盤石ではなく、貴族たちは武器を用意してます。

ということも動きつつあり

神様がいるから、それを祀る人間も必要で

それを怠ると、天変地異や、一族に不幸がおこるわけです。

で、寿雪より一足早く、海底火山の近くの島に行ったシキですが、

その島に、今も、幽霊になって自分のそでに捕まってる、妹の仇がいるのを見つけます。

亀の神は、水死体を喰らっているようで、沖が荒れても、沈没した死体が戻らない、打ち寄せられない。

そうやって、宿敵カラスが来る前に、力を蓄えているらしい。

カメは、人身御供を求める神だからね。

賀州はシンの故郷です。

亡き母の乳母・かんさにかわいがられ、シンも慕ってます。

でも、実は長男のシンは、父親が妹とつくった息子で

他の次男、三男は、欲しくもなかった、って言って、乳母を殺します。

凄い話だ・・。

みやこに戻って、二度とここには戻らない、って思って賀を出て

こう州の湊に着いた時

シンは、かねて憧れていた寿雪と鉢合わせます。

寿雪は、からすの半身をもとめて、界島へ渡ろとしてたんですが

火山爆発で、港に足止めされてました。

シンの弟もまた、北に派遣され、そこで酔う羊舌の当主と出会ってました。

おお、盤上にキャラがそろいつつあります。

このシリーズ、ほんとにおもしろいので、一気読みがお薦め。

7巻くらいだと、読みやすいですよね。

後宮の烏 6posted with ヨメレバ白川 紺子/香魚子 集英社 2021年08月20日 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle

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