吉原会所8代目の後継になる前に
修行しようってことで、現在京都にいる幹次郎と麻です
麻は義理の妹ってなってまして
住まいも別です。
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1章、修行はじめ
2章、借家暮らし
3章、祇園の謎
4章、魔の手
5章、刺客の影
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京都の幹次郎たちと
吉原会所のお話が、いったりきたりしてる本作
ここんとこ、1作で話が終わってましたが
今回は、次巻へ続く、って形になっているので
次が気になります!
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吉原では幹次郎=裏同心の役割を
女裏同心としえ、澄乃が担当してます
けっこう強いです(^^)
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巴屋の玉藻は生まれる寸前で
四郎兵衛は、孫が生まれるのを待ってますが
幹次郎の留守をねらって
新たな暗躍が始まってます
俵屋
吉原の中では特異な形態の店で
一見さんを完全お断り、してます
だからこそ、店の主が変わったことに
皆気付いていなかった
佐渡の大金持ち・荒海屋が俵屋を買った
それなら、まぁ、ないこともないですが
会所に届けはないし、前の主は夜逃げしちゃうしね
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で、こっちは京都の話
幹次郎は、その人徳で、閉鎖的な京都の中で
わらしべ長者のように味方を増やしていきます
吉原と同じ色里の島原には、将来性はないと見学をやめ
祇園に腰を据えた二人です
で、吉原の仕出しはまずいけど、祇園の食事はおいしいのね
こういう着目点は、大事よね
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幹次郎が京都に行って、社会見学?してるのは
隠してて、会所の四郎兵衛とか数人ですが
医者の相庵にもバレましたね
だんだん、知ってる人が増えてくる
で、その相庵先生経由で、俵屋の主の行方が知れます
そしたら、孫は5人いるはずなのに、そこには3人しかいないし
その末っ子の女の子の指は、切り取られてました
残酷・・
肉親をタテにとられて金を奪われ、俵屋の店も獲られたのか
って、四郎兵衛は察しますが
俵屋が会所を頼らなかったから、今となってはね・・
同心の桑平とかも頑張ってくれるけど
幹次郎ほどには、事件解明ははかどりません
俵屋の元番頭が殺され
俵屋の主夫婦と息子も、首つり、って自殺を偽装されて
殺されます・・
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京都では、幹次郎が「禁裏門外一刀流」って道場で
客分として鍛錬させてもらえるようになってます
で、祇園ではここ毎年
町衆の旦那衆が2年連続、二人殺されて
七人衆が五人衆になってます
この殺しを、解明して、阻んでほしい、そしたら便宜を図るって
町衆に頼まれた幹次郎
出来る限りで、って請け負います
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江戸では、俵屋に入り込んだのが
色事師の小太郎だ、ってことまで掴んだので
小太郎を見つけて、バックを知る事に注力されてます
しっぽ切りされそうなくらい、チンピラだけど
そこしか、たどる手がないのね
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京都では、おちかばあさまという元髪結いに
幹次郎と麻が気に入られていて
どこか行きたいとこがあると
おちかさんの紹介で、っていうと
なんか、いろいろ通ってます
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道場の同門でもある同心の入江の力もかりて
町衆連続殺人を追う、幹次郎
一方
幹次郎が出奔した豊後岡藩は、お金にこまって
人身売買とかしてるので
その用心棒に幹次郎を勧誘しますが
幹次郎は、がっつり拒否
小者感たっぷりの元上司たちがうろうろする中
幹次郎は刺客と遭遇
これがなかなかの手練れで
元上司たちがいたから、助かった、なんてこともありました
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禁裏を警護する者は、不善院、と呼ばれるそうで
三十三坊と呼ばれる、舌打ちが癖の細見の剣を使う相手と
二度目の遭遇で幹次郎は、三十三坊を返り討ちにします
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江戸では、玉藻が女の子を無事出産
名前は薫子ちゃんとなりました(^^)
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三十三坊を処分したことにより
今年は町衆の殺人は阻めた、と考える幹次郎ですが
次の刺客がくる可能性は?
内裏がなぜ、町衆排除に動いているのか?
そして、江戸の俵屋事件の黒幕は誰なのか?
次巻へと続きます
次巻も読みます(^^)
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