居眠り磐音シリーズ。
佐伯泰英作品で、最初に通して読み切った時代小説です
そっちのネタバレは
前のブログ、に書いてありますので
興味のある方は是非(^^)
☆
人気シリーズで、文庫本の字が大きいのが再販、って形で出てまして
時折、新作がでるのね
これは、そんな新シリーズの最新刊です
奈緒と磐音、武士の賦、初午祝言、おこん春暦、本作でシリーズ5冊目ね。
☆
本編のシリーズを読んでいるのがベストですが
読んでなくとも、物語としては完結してるので面白いです
ただ、本編を知っていると
この二人の幼馴染のイベントが、ああ、磐音たちのあの頃ね
ってわかるので、その楽しみは、本編を読まないとね
☆
1話、おそめ初仕事
2話、幸吉ひとりだち
☆
安永10年から本編は始まります。
おそめは、江三郎親方のとこで働いていて
伊勢屋の娘の嫁入り衣装への、縫い取りをさせてもらってます。
おそめが女職人への道を選びたい、って願った時、
最初は磐音とおこんを付き添いに、親方に挨拶し
1年、今津屋で奉公しても気持ちが変わらないので
親方へと弟子入りしてます。
で、安永10年には、磐音とおこんは、老中に追われて江戸を離れてますね
☆
で、絵心のあるおそめの縫い取りが大好評で
伊勢屋は次の仕事もくれました
職人としては、最高の誉め言葉です
そして嫁入り一式は600両となりまして
大金の為替なので、今津屋で換金してもらい、ほとんどを預かってもらいました。
今津屋は、今でいうメガバンクみたいなもんね
☆
今津屋には、おこんからの便りとかも、偽名で届いていて
ああ、おこんが妊娠してる頃か~、とかわかるのね
ここらは、前のシリーズを読んでないとわかんないかも
☆
磐音とお友達の品川柳次郎とこも、赤ちゃんができてます
この人も、前シリーズでの準登場人物ね
☆
おそめの腕がいいので
親方は、おそめを京都修行へ、と考えます
すごい!
☆
おそめの父は大工で、前は酒におぼれてたけど
最近はちゃんと仕事するようになり
代わりに、母親が飲んだくれていて
おそめも、妹のおはつも、そんな母親が情けないのね
かわいそうに・・
☆
幸吉の母親も、おなじ長屋に住んでるから
おそめの特別給金を
お酒以外で使う時に、って幸吉が預かります
☆
武左衛門もあいかわらず、周りに迷惑かけて生きてます
浅草での人殺しにかかわった犯人と
遭遇してるんではないか、って幸吉たちが心配すると
ちゃっかり船頭役とかやってるの
で、その殺し屋グループが手練れなので
木下は品川柳次郎に助太刀を頼み
さらに、小田平助に出張ってもらって、取り押さえます
小田平助は、磐音たちの留守を守っている剣客ですね
☆
次は幸吉の話
幸吉のうなぎ屋に、ながれの職人がいついて
こいつが、何かと、江戸に戻ってきた磐音たちのことを聞きたがる
幸吉は賢いので、なにか裏があるって感じて
流れ職人の前の職場をさぐり
そいつを逆に囮につかって、敵方を撃破します
刀を振るうのは磐音ね(^^)
☆
おそめが京都から戻ってきて一人前になり
幸吉も、親方には子供がいないので
店を継ぐ、ってことが内々に決まり
でもその前に、支店を任せる、ってことになって
さて、いよいよ、おそめと幸吉が所帯を持ちます
職人って、一人前になるまで時間がかかるからね~
でも、やっと二人は、所帯を持つことになりました
ってとこでおしまいです
面白かったな~
おすすめ(^^)
幼なじみ 新・居眠り磐音posted with ヨメレバ佐伯 泰英 文藝春秋 2021年01月04日 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle
☆
☆
☆
☆
☆
☆
★
☆
☆
この記事が、読みたい本を見つけるヒントになったよ~、とポチして下さるとうれしいです 。
このブログは、読了した本のプロモーションを含んでおります。