金四郎の妻ですが(1) 神楽坂淳 ネタバレ注意 初めて読んだ作家さん。面白かった!

初めて読んだ作家さんです

三省堂の、推薦文庫、のとこに平積みされていて

ここに置かれている本ははずれがないのですよ(^^)

ぼろ鳶組、のお話も、ここの平積みで見つけたの。

1~6章

終章

主役は、大身旗本の娘のけい、です

父上に、遠山金四郎の嫁になれ、って言われ

押しかけ女房になりにきました

金四郎は、家督争いがめんどくさくて

武家の家を出て、遊び人とかしてまして

そこに押しかけ女房になりにくるんで

けいも、おけい、と呼ばれ

髪はゆわないし、足袋をはかずにはだしに草履だし

いろいろ、初めてのことばかりです

で、生まれと育ちは隠せずに

一目で「お姫さま」ってバレますが

金さんに惚れてる女たちも、おけいのお姫様ぶりに

毒気がぬかれて、お友達になったりします

金さんが出てくるお話ですから

同心、岡っ引き、という町方役人と

火盗改めとかもでてきました

ある賭場の胴元であった、甚五郎が殺されて

その犯人、と名指されたのが、金さんを慕う職人で

で、真犯人を探すわけです

おけいは、胴元殺し、ってこともあって

賭場でもろ肌ぬいて、サイコロふったりもしますのよ

とっても映像的で読みやすい時代小説でした

その中で、掏摸の世界の約束事や、冷やかし、とかの語源の話とか

お役立ちウンチクもちりばめられて

面白かったな~

2巻も出ているようなので、しばらくおっかけてみたいと思います(^^)

おすすめ

金四郎の妻ですがposted with ヨメレバ神楽坂淳 祥伝社 2019年08月16日 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle

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